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花澤香菜『25』の本当は怖い2曲

コラム

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2月にリリースされた花澤香菜の2ndアルバム。

なによりもまずBase Ball Bear小出祐介が書いた「last contrast」が壮絶によかった。彼女があのソフトな声で《あなたとなら私きっと どこだっていけたのに/ううん すべてを好きになれた くだらないものだって愛せた》と歌うのだから。良すぎて死ぬ。OKAMOTO'Sのハマ・オカモトも参加。やばい。

そしてもう1曲。花澤香菜本人が作詞した『マラソン』がすごくいい。作詞をはじめて1曲目で「マラソン」というテーマで歌詞を書き上げる本人の頭も相当危ないけれど、その歌詞にポストロック/オルタナ的なギターロックをぶっ込むプロデューサーこと北川勝利も相当イカれてる。もちろんいい意味で。花澤香菜meetsオルタナ。前作で「渋谷系の再来」と言われた人が1年後のアルバムでどうしてこうなった(笑)文句なく最高でした。

他にも前作同様、矢野博康、沖井礼二、ミト、宮川弾カジヒデキ中塚武が参加しているので基本的に1st同様の大ポップアルバムだと思う。だから前作『claire』が好きな人は間違いなく楽しめるはず。

でも僕にとってはこの2曲の花澤香菜の剥き出し感、そしてそれと同時に感じるファンタジー的な感触、その相反する要素を同時に成立させる花澤香菜が凄すぎて、勝手にビビってます。

 

 

ぴっち(@pitti2210