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ジャンルも年代も性別も国籍も越えて 〜Bowline 2014〜

ライブレポート

タワーレコードが1組のキュレーターを決めて行われるライブイベント、Bowline。第2回となる今回のキュレーターはSiM。会場は新木場STUDIO COAST。ラウドロックバンドの急先鋒的存在のバンドだが、出演者は見事なくらいにバラバラの異種格闘技戦となった。

 

トップバッターのキュウソネコカミは新曲も交え、SiMのお株を奪うウォールオブデスも炸裂させる、トップバッターとしての役割を全うするライブ。

解散が決まっているBiSはアウェーではあったものの、ロックバンド顔負けの激しい音楽とダンスでダイバーが続出し、メンバー自らもダイブするというアイドルらしからぬパフォーマンス。

そのBiSにも曲提供しているNAMBA69はこれしかない!とばかりにひたすらにパンクを突き詰めていた。ACIDMANは激しいアクトが続いた後でも「アルケミスト」などでしっかり自分達の世界を作って見せる。

サンボマスターはワンマンかと思うほどの熱狂を生み出し、山口隆が言うところの「胸いっぱい」なライブだった。DJ TAKAKIは映像も使いながらバキバキのトラックで、COASTを深夜のageHaかと錯覚してしまう。

SiMのルーツである海外勢のSKINDRED日本への愛を語りながら初見の人を全て巻き込む圧巻ぶりでレゲエとパンクによる闘争の音楽を鳴らした。

トリのSiMは、ここまでバトンを繋いできてくれた出演者たちの思いを全て自分達の力に変えてみせ、激しいながらも温かくて優しい、SiMの人間性がそのまま具現化したかのようなライブでトリを飾ってみせた。

 

前回の第1回はMAN WITH A MISSIONがキュレーターとして、ラウド、パンク勢大集合のイベントだった。そして今回はバンドもアイドルもDJもいる異種格闘技戦。キュレーターによって、一つの方向を深く掘ることも出来るし、様々なタイプの音楽に触れることが出来る場所にもなる。

今回後者のイベントになったのは、これまでにも自身のツアーファイナルをたくさんのバンドを招いたフェス形式にしたり、ビジュアル系のバンドとともにツアーをするなど、どんなジャンルであれ、カッコいい音楽をやっているアーティストに最大限の敬意を払い、誰かが勝手に作ってしまった壁を破壊するような活動をしてきたSiMだからこそ。

次回は誰がどんなBowlineを作り出すのか。これからのこのイベントの展開に期待を抱かずにはいられない一日になった。

 

 

ソノダマン(@yoppeleah

主にロックバンドのライブのセトリや全体の空気感をなるべく早くアップするブログ