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The Royal Conceptとスウェディッシュ音楽の周期説

先日JAPAN JAM 2014に参戦し、2013年のサマーソニックで一目惚れしたスウェーデンのバンド、The Royal Conceptを見てきました。当日のトリであったエレカシの宮本さんが「天使」と褒めるその美しいルックス、期待通りのアゲアゲ感、そして何より全力で演奏するバンドの熱意に感激! 我を忘れて盛り上がりました。

そういえば、これまであまりバンドの国籍って意識してこなかったけど、スウェーデン出身のバンドってけっこうたくさんいたような……と思っていろいろ調べていると、なんだか定期的にスウェディッシュ音楽のブームがあるような気がしてきたので、ちょっとまとめてみました。

 

時は1995年、The Cardigansが2ndアルバム『Life』で日本で大ブレイク。まだ私は小学生でロックの知識はあまり持ち合わせてませんでしたが、テレビでたびたび使われるこのバンドの曲は間違いなく頭のどこかで意識していて、TSUTAYAで『Life』を借りた覚えがあります。(当時はカセットテープにダビングしていました。)

同時期にCloudberry JamやThe Trampolines等も続いて売れ出し、アートワーク含め「スウェディッシュ・ポップ」という大きな流れになりました。

また、『Life』をプロデュースしたトーレ・ヨハンソンは遠く離れたここ日本でもBONNIE PINKカジヒデキ等のプロデュースを行い、渋谷系の後半戦の盛り上がりに大きく貢献されていますね。

The Cardigans「Carnival」

 

2000年初頭~半ばになると、The StrokesThe Libertinesらによるガレージロックのリバイバルが起こります。このリバイバル・ブームは世界的に巻き起こり、もちろん北欧も巻き込む流れに。もともと繊細でオシャレなメロディーが売りのスウェディッシュ・ポップに、ハードで荒々しいガレージロックが絶妙なバランスで溶け合い、素敵なバンドがたくさん飛び出してきました。

個人的に一番インパクトがあったのは、Mando Diao。このバンドのMVを初めてMTVで見たときは、ベテランのロックバンドのような完成度の高いメロディーと、バラードからガレージまで幅広く歌いこなすセンスに脱帽したものです。

また、iPodのCM音楽でブレイクしたCaesarsも、他のバンドとは違うオシャレなリフレインにしてやられました。他にもThe Hivesや、Mando Diaoのグスタフの弟が組んだSugarplum Fairyなど、どこか洒落っ気のあるバンドがたくさんブレイクしていきました。

 

Mando Diao「The Band」

 

Caesars「Jerk It Out」

 

その後、時は流れ、2010年代半ば。2000年代後半から続くディスコ・リバイバルを経過し、エレクトロニカの時代がピークを迎える。もちろんこの流れにも乗っかり、冒頭のThe Royal Conceptが登場。

魅力がうまく整理できないので、箇条書きします。

  • とにかくイケメン!
  • 「アナザースカイ」や、5/12放送の「テラスハウス」で曲が使われた。
  • Daft Punkの「Digital Love」のカバーをいい感じにやっている。
  • フランスのエレクトロ・ポップバンドPhoenixのような底なしのキャッチーさ。
  • ライブでの盛り上げがうまい。とにかく全力投球。

こんな感じ。

なかなかアルバムが出ませんでしたので悶々としてましたが、晴れてこの春『Goldrushed』(日本盤は5月発売「ゴールドラッシュ」)がリリースされ、徐々に知名度アップ中。彼らの登場は2010年代のスウェディッシュ音楽のゴールドラッシュの幕開けになるでしょうか?!

The Royal Concept「On Our Way」

 

 

Dysk(@Yooooooske