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8/15,16 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014

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毎年恒例、ライジングサンに行ってきた。

今年は山下達郎が発表されるまではラインナップ的には例年より弱い気がして、行くかどうか結構迷ったけど、結果から言うとここ数年で最も楽しいライジングサンだった。一昨年からの区画割りがうまく機能しだしたこと、それからわりとマンネリ化しているラインナップがたまたま僕のつぼをついたのかもしれない。とにかくずっと楽しかった。

天気は初日がくもりで、二日目が晴れ。夜は両日かなり寒かったけど、雨が降らなかったのが何よりだった。

今回は愛読している「宇宙 世田谷 emam」さんのROCK IN JAPANレポをパクって写真多めにしてみました。もうちょっと写真を勉強したい……。

Scoobie Do

もう今年からは始発で出発して朝6時からバス停で待つという個人的な苦行をやめにしたんだけど、そのおかげで場所取りを気にせずにスクービーを観れたのはうれしかった。押しかけ出演を果たしたスクービーの配置場所はメインステージ側のエントランス。チケットがなくても観れる位置。にもかかわらず、テントの場所取りで走る人は少ししか見れないという鬼仕様。僕は場所取りを放棄したのでシュガーベイブ小田和正怒髪天フラカンスカパラケツメイシ、レキシのカバーを演奏するレアなスクービーが見れて本当に良かった。やっぱり持ち曲は別格だけど、一番盛り上がっていたのは「きらきら武士」だったことはここだけの秘密。

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その後はテントを建てて、物販を覗いてごはん。初日は電気のTシャツがすごく売れてた。

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レキシ

レキシを見るのははじめて。レキシというと「トークがおもしろい」とか「ゲストが多彩」とか、いろいろ切り口があるけど、個人的にはバンドがうますぎることにびっくり。玉田童夢山口寛雄100sメンバーに加え、NONA REEVES奥田健介風味堂渡和久の4人は鉄壁。今年のライジングで山下達郎の次くらいにバカテクのバンドだった。そんな彼らが、池ちゃんの爆笑トークに加え、多彩なゲストを迎えるのだから、それはもう人気が出るのは当然だよね。 

その後、パスピエを覗いた。本当はがっつり観ようと思ったけど入場規制がかかってた。超満員でものすごい盛り上がり。なんかアイドルみたいな「オイ!オイ!」の掛け声は異色だった。離脱途中に「七色の少年」が聴けたのが嬉しかった。

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カーネーションLOVES森高千里

前半はカーネーションの時間。ただ森高目当てのファンが多いせいか完全に前座状態。最後の「Edo River」はいい感じの雰囲気にはなっていたけど、ますます「森高さん、場を温めておきました」状態に。その後、森高千里が登場。びっくりするくらいアイドルだった。45歳の女性にアイドルも何もあったもんじゃないけど、そうとしか言いようがない。キラキラしてた。でも曲はよくわからなかった。

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その後隣のステージでスチャダラパーをまったり観た。「ライツカメラアクション」が聴こえて「おお!」ってなったけど、やっぱり何よりも「今夜はブギー・バック」をやってくれたのは嬉しかった。オザケンパートはみんなで合唱。みんな泣きながら歌ってた。国民的アンセムをこういう風に使えるのはスチャダラパーの強み。

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次の日に出演するT字路sがPROVOのブースで弾き語りをしていた。ボーカルは女性なのにチバ以上の枯れた声をしていた。その後はメインステージに移動してケツメイシを観戦。「夏の思い出」が聴けてよかった。でも途中で離脱。

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シーナ&ザ・ロケッツ

凄かった。出だし3、4曲の時点で3人編成で鮎川誠がボーカルを務めていた時にはさすがに不安だったけど、シーナが登場してからは熱狂の渦に叩きこまれた。物凄い存在感、というかバンドがようやく本当の姿になれた感じ。3人のままだとただの「いい音を出すベテランロックバンド」だけど、シーナが登場した瞬間ノイズと衝動にまみれた本物のロックンロールバンドになる。「ROCKET RIDE」でテンションが最高潮に到達した直後の「YOU MAY DREAM」に泣いた。ああ「俺が夙川が好きな理由はこれだ!」と思った。ロックンロールの夢そのものだった。初日のベストアクト。

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電気グルーヴ

salyu×salyuを諦めて念願の電気グルーヴへ。前方2列目まで来たのは久しぶり。とにかく最高のセットリスト、そしてMCなしのノンストップの繋ぎ。100%ダンスミュージックでありながら、J-POPでもあり、歌でもあった。サカナクションが目指しているのはこれだと思うけど、本当に理想的な仕上がりでずっと楽しかった。隣の女の子がすごくかわいく見えた。これこそ音楽の魔法だと思う。「Shangri-La」の大合唱は最高だった。

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ブンブンまで時間があったのでレジャーシートを片付けて、テントまで移動。FORESTの何も無い側のTAIRA CREWの評判が良かったので寄ってみたらシークレットで木村カエラが登場していて、最後の「Butterfly」を歌っている最中だった。Candle JUNEのキャンドルばかりがクローズアップされているけど、これは実際Green Oasisの再現だよね。すごく良い感じだった。

BOOM BOOM SATELLITES

ブンブンを観るのは最初に参加した2005年以来。疲れていたので最初は座ってみていたけど、徐々にテンションが上って中へ。「DIVE FOR YOU」や「MOMENT I COUNT」のような一番好きな『FULL〜』期の楽曲に上がったけど、何よりくるりでもサポートを務める福田洋子さんが凄すぎ。神々しかった。

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初日はこれで終了。寝ないで遊んでも良かったけど、次の日に死ぬのですぐに就寝。情けない話だけど湿布がすごく効いた。

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2日目はいつも同様、温泉チケットを購入していたので6時起床、6時半出発でフェアリー・フォンテーヌへ。後から気づいたんだけど、本当に行きたかったのはモエレ天然温泉の方だったので、いつものおいしい朝食にはありつけず。9時にはテントまで戻っていて、その後twitterで10時半からスクービーの朝ライブの情報が流れてきたけど、レジャーシートの場所取りやグッズ売り場が気になったので今回は諦めた。グッズ売り場はワンオク、サカナクションゲスの極み乙女、キュウソカミネコがすごい列だった。

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20分並んで前日は売り切れていたメロンけずりといちごけずりを両方買い。確かにやみつきになる美味しさがあるけど、食べ過ぎて少し身体が冷えた。

その後、サンステの爆弾ジョニーをのんびり観た。随所にRCサクセションを挟み込むあたりが盛り上げ上手だったけど、ドラムの人がバカテクなのにギャグに走るのが、多少のやり過ぎ感が。いやここまでやるから信頼されるのかも。初日のレキシの玉田豊夢とこの人が一番印象的なドラマーだった。

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アン・サリーを観るためにRED STAR FIELDに移動したら、CAFEの方で笹木ヘンドリクスが弾き語りをしていた。確か地元の方。技術があるからこそ惹きつけることができるし、多少作風は古いけどすごく良かった。昔はこういう地元色の強い音楽が苦手だったけど、今は普通に良いと思うようになった。今度どこかでじっくり聴きたい。

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アン・サリー

実は今普通に一番歌が上手だと個人的に思っているのがアン・サリー。素晴らしかった。トランペット、キーボード、ギターをバックにしたドラム抜きの4人編成。ジャズ、民謡、歌謡など何でもありだったけど、ポップスを歌う時が最高だった。「銀河鉄道999」の曲は音源化して欲しい。菅野よう子の楽曲に参加していた時から絶対にうまいと思っていたけど、信じられないくらい「歌」が最高だった。

その後隣のステージで電撃ネットワーク。超満員。電気の「Shangri-La」のSEで登場。もう明らかに音楽じゃないんだけど、ダチョウ倶楽部の数倍無茶をやらかすところがロックだった。個人的にはサソリを口に入れたところと、コーラにメンソレータムを入れて天井まで吹き飛ばして90万円近くの罰金を払った話に死ぬほど笑った。

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氣志團

いろいろ考えてこの時間は氣志團を選択。なんだかんだ言って2005年の時も2011年の時も氣志團を観ているのだけど、この日は初っ端から「One Night Carnival」を投入。他にもヒット曲はあるし、今年は「極悪がんぼ」のテーマ曲もあったのにどこか散漫な印象。最後に「スウィンギン・ニッポン」が来るかと思ったら、EXILEの「CHOO CHOO TRAIN」と「Rising Sun」のカラオケで終了。まさかの15分巻き?「何事?」と思ったら以下のツイート……。

予定が入っていたのね。納得。アンコールの声も上がっていたのに……。

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GRAPEVINE

久しぶりのバイン。本当にすばらしかった。どうしてあんなに音がいいんだろ……。「FLY」ではじまり「豚の皿」も「光について」も「超える」もやる王道中の王道のセトリ。でもそれ以上にどうしてフェスでここまでいい音を出せるのか……。本当に謎。失礼だけど、後ろの原っぱで寝転がって聴いていた。本当に気持ちよかった。

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このメキシカンバーガーは300円。いちごけずりのお店の隣で全然人がいなかったけど、絶対に美味しいだろうなーと思ったら案の定最高だった。コスパ良すぎ。その後はBEGINを観た。疲れて立つ気力がなかったけど、みんな踊ってた。幸せな光景。

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その後はスカパラを眺めてた。モンパチ、ゴッチが登場していたけど、残念ながら曲は知らなかったことと、疲れて充電中のためまったり眺めていた。シート席の後ろの中年女性グループが谷中さんファンだったみたいですごく熱い感想を話していた。

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今年は風船がメインステージ付近で浮かんでて、夜にはライトが光っていて、すごく良かった。ずっと眺めていると落ちてくるような気持ちになる。

ONE OK ROCK

凄すぎた。旬のバンドだし、生半可な道のりを辿ってここまで辿り着いたバンドではないことは知っていたけど、ここまで凄いとは思わなかった。とにかく曲とバンドの生き様が完全に一致していて本当にかっこいい。とにかくよく動く。MCも演奏も真面目。そして若くならではの危うさもある。twitterにも書いたけど、メジャーだしジャンルは違うけど完全にBRAHMANと姿が重なった。こんなにかっこいいとは思わなかった。文句なし、2日目のベストアクト。

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山下達郎

すごい人。すばらしい音。コーラスが3人いたんだけど、その区別が付くような音の世界があることに本当に驚いた。レア曲ツアー中なので多少濃い曲もやってくれたけど、基本的にはベスト的な内容。「RIDE ON TIME」こそやらなかったけど、本当に贅沢だった。「来年はデビュー40周年なので呼ばれたら来る」とのこと。10分以上オーバーした80分のステージ、最高だった。WESS、来年呼ばなかったぶん殴ってやる……。

kjの弾き語りが遠くで聴こえつつ、サカナクションへ移動するも大渋滞。完全に遅刻。

サカナクション

そして楽しみにしていたサカナクション。でもここでダークサイトのサカナクションが出てしまった。要はテクノなサカナクション。5人が横並びに登場するクラフトワークスタイル。踊らせることをテーマにしていると思うのだけど、むしろ山口一郎の内面みたいな濃い部分が出ていて、個人的には乗りきれなかった。ただもしあの音楽性を、よりミニマムなものに仕上げることができたら、発明といえるものに仕上がるかもしれない。そこはすごく楽しみ。

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フィッシュマンズ

最後はフィッシュマンズを見ながら夜明け。あまりに気持ちよすぎて最初の3曲とラスト以外は眠ってしまった。原田郁子UAのボーカルもすごく良かったけど、それ以前にバンドの演奏が素晴らしかったし、そもそもサウンドがいまだに新しすぎる。全然古びていない。新曲のことはあまり深く考えないで音源をリリースして欲しいし、できることならツアーもしてほしい。この音楽はライジングや他のイベントだけのものしていいものではないと思う。

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久しぶりに朝日を拝めたライジングサンみたいだけど、ここ数年は最後は寝ていたので起きていたこと自体が久しぶり。「ありがたいな〜」とか思えたら良かったんだけど、とにかく眠かった。また来年も見れたらいいな。

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そんなこんなでライジング終了。テントで眠って、その後片付けて帰路につきました。また来年!

 

 

ぴっち(@pitti2210