Avicii「The Nights」

数日前にHype Machineのアプリを落として、web版を使い続ければよかったなーと思ったわけですが、今日ほどHype Machineに感謝した日はないですね。なんてったってAviciiの新曲「The Nights」に出会えたのだから。この3分足らずの曲が今までのどの曲よりも素晴らしいってことは聴いてもらえばおわかりのはず。

Aviciiの曲って上品ですよね。それはただ単に音を平積みしたり同じ音色の展開を繰り返すのではなく、アコギのストロークやトライバルなリズムを組み合わせて音を立体的にしたり、ヴァース・コーラス間のメリハリをしっかりさせているから。単に下世話で享楽的なものになっていないのです。(下世話で享楽的なものを批判してる訳じゃないです、僕自身下世話ですし)

EDMっていうとみなさんがどういうイメージを抱くのかわからないのですが、この「The Nights」には、EDMに特徴的な「下世話ではあるけど冷たい」雰囲気とは真逆の「真面目にエモい」空気が漂ってます。特に「エモさ」に関して言えば、Aviciiの過去の楽曲にも備わっていなかったもの。今回の「The Nights」、コーラスのシンガロングパートにとてもグッと来ます。この部分とか。

These are the nights that never die
My father told me
(決して亡くなることの無い夜がある、って父は僕に教えてくれたんだ)

あなたがDJをする理由そのものみたいなこのフレーズを聴いたらボロ泣きしちゃうし、そうなりたいから早く体調不良を治して単独公演しに来てよ!難しいのかもしれないけど、できれば夜の深い時間帯に。だって僕はあなたと「決して亡くなることの無い夜」の先にある朝日を見たいんだ。 一緒に夜を越えよう。

 

 

まっつ(@HugAllMyF0128