2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ストレイテナーについて話してみた〜『冬の太陽/The World Record』編〜

好きな音楽にについて語るのは、おそらく誰も経験あることだと思います。「この曲が好き!」「私はあの曲が好き!」「この曲のここがいいあそこがいい!」などなど。そんな話をしていると、いつのまにやら時間が経ってしまうのもよくある話。こういう経験、…

9/14 back number @ 横浜アリーナ

札幌公演の落選でとっても悔しく、思い切って遠征した今回のライブ。初の横浜アリーナ公演に立ち会えたことが、とってもうれしかったです。 いっぱいの客席を前に、感動した様子の3人。MCではかなり感慨深そうで、言葉にならないといった様子でした。よくし…

9/21 巡り巡るよぐるんぐるん/Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」

タイトルに特に意味はないです。行ってきましたPerfumeのぐるんぐるんツアー。私が行けたのは9月21日の代々木千秋楽の一公演。遠征も考えていましたが仕事の都合上なかなか予定が合わず、結局代々木のみ。単純にチケットが当たらなかったというのもあります…

七尾旅人『911FANTASIA』

かつて、英誌『ガーディアン』が忌野清志郎を取り上げたことがあった。清志郎が日本の国家である「君が代」のパンク・アレンジを発表した時だ。この清志郎の試みを、かつてセックス・ピストルズが「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」を歌った事と比較し、日本…

Fiona Bevan『Talk To Strangers』

iTunes Storeで一目惚れして買った。正確には目じゃなく耳だけど。 すごくいい。自分は弾き語りやそれに近いバンド形態で活動する女性シンガーソングライターが盲目的に好きになるところがあるんだけど、最近では随一だと思う。カウンターカルチャーであった…

わりと素直に選んだ、くるりの大好きな10曲

*1 本当はアルバムリリース前にみんなで遊んで、アルバムリリース後に合評という形にもっていけたら良かったけど、ぶっちゃけ頓挫しました。少しでも書いたことがある人ならわかると思うけど、くるりへのストレートな想いを綴ることがどれだけ難しいことか。…

Avicii「The Nights」

数日前にHype Machineのアプリを落として、web版を使い続ければよかったなーと思ったわけですが、今日ほどHype Machineに感謝した日はないですね。なんてったってAviciiの新曲「The Nights」に出会えたのだから。この3分足らずの曲が今までのどの曲よりも素…

Spoon『They Want My Soul』

恥を承知で書かしてもらうと、僕は洋楽には滅法疎いのでSpoonというバンドの名前はおろか、どんな立ち位置のバンドなのか、今でもあまりわかっていません。そもそも知ったきっかけはサインマガジンがプッシュしていたこと、Twitterでフォロワーさんがブログ…

Ruby the RabbitFoot「Way」

Ways by Ruby the RabbitFoot 最近インターネットラジオにハマってて、iTunesの「インターネット」にあるラジオの中でインディーっぽいのを適当に漁っていたら「Indie Pop Rocks! from SomaFM」というのを見つけた。大体知ってるアーティストが3割でSpoonと…

大森靖子について考えている

わたしは大森靖子のファンではない。 大森靖子「魔法が使えないなら」 「魔法が使えないなら」は特段好きだけど、彼女がライブをするたびに聴こえてくる奇行まがいのライブレポート。ちぎれんばかりの拍手と絶賛か、飛びでんばかりの嗚咽と阿鼻叫喚の感想。…

暗黒大陸じゃがたら『南蛮渡来』

これは、以前に本ブログで書いた「SNOOZER」の日本の歴代アルバムランキングで知った名盤の一枚であり、11位にランクインしていた。1980年に発売された当時も、ミュージック・マガジンを筆頭に多数の音楽誌にて絶賛され、これまではエログロなパフォーマンス…

ボールズ『スポットライト』

そろそろここらで引き返そう メジャーデビューアルバムの1曲目の歌い出しがこんなフレーズだったものだから、一瞬耳を疑った。7月にリリースされたアルバム『スポットライト』の冒頭を飾るナンバー「通り雨」である。一見ポップであるが実は一筋縄ではいかな…

V.A.『MIKUHOP LP』

<a href="http://stripeless.bandcamp.com/album/stl001-mikuhop-lp" data-mce-href="http://stripeless.bandcamp.com/album/stl001-mikuhop-lp">[STL001] MIKUHOP LP by V.A.</a> いつぞやか僕は、今作の総合プロデューサーしまさんと会ったことがある。ブラックミュージックと初音ミクを好む彼とは、ダブステップ黎明期の頃の音源について話をしたことがきっかけになり、秋葉原のとある喫茶店で、2人でいろ…

たまには日本のシンプルな音楽でも聴いてみようじゃないですか

世の中にはたくさんの音楽がありますが、リスナーの手元へ届くときにはしっかりまとめられた音楽になっていることが多いと思います。そんな音楽の形から何度感情を動かされたかわからないし、何度もリピートしてしまう音楽がたくさんあります。 そういう音楽…

N.O.R.K「YELL OUT」

www.youtube.com youtubeの中をさまよって出会った大学生二人組のユニット(らしい)に取り付かれ、ここ2ヶ月くらいやたら耳に残り続けててずっと聴いている。 ADSR アーティスト: N.O.R.K. 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC 発売日: 2014/05/14 メディ…

アニソン連載#4 澤野弘之 LIVE2014 [nZk]002 ライブレポート

「去年のファーストライブ終了後、このボーカル・プロジェクト、まだ終わらせたくないなーって心で思っているうちに、いつのまにか本格的になっていたんですよね」 ライブも中盤に差し掛かった頃、去年から続く今回のライブについて話が及んだ時、彼はそう口…

tofubeats「20140803」

やっぱりいい声だった。いつもオートチューンでバキバキにしているし、実際この曲でもサビではバキバキにしているんだけど、やっぱりtofubeatsの声ってすごくいい。 こういうことを書くと誤解されそうだけど、tofubeatsの声はエモい。今度リリースする新作『…

tacica『LEO』

2人体制となってから初となるシングル『LEO』が発売された。 今回はサポートドラムとして元ART-SCHOOLの鈴木浩之を迎えている。これが非常に違和感なくマッチしている。実は今回の曲は少し心配もあった。トシ君(元メンバー)の「繊細かつ一つ一つの音をしっ…

関東インディーガイド#3 コミックマーケットC86 音楽ブースの私的振り返りとディスクレビュー

8月17日、東京。千葉マリンスタジアムと東京幕張メッセで、サマーソニック2014が開催されていたちょうどその頃、僕はといえば、海を挟んで対岸に居する東京国際展示場にいました。 そう!プロデューサーさん!コミックマーケットですよ!コミックマーケット…

Parquet Courts「Bodies Made Of」

新作のジャケットだけはどこかで目にした記憶があったけど、実際の音楽を聴いたのははじめて。レトロな映像と整っていないロックが絶妙にマッチしていてよかった。このParquet Courts(パーケイ・コーツ)はブルックリンのインディーバンドで、先日のフジロ…

サザンオールスターズ「東京VICTORY」「天国オン・ザ・ビーチ」

先日のMUSIC STATIONで観た時からいろいろ考えているのですが、もういろいろすごすぎて冷静になれないのでいろいろ書いてみました。 サザンオールスターズ「東京VICTORY」 東京オリンピックをきっかけにして生まれた応援歌の形をしているけど、実際は過去を…

Ogre You Asshole「White House」

アニメ好きはもちろん、音楽好きなら絶対引っかかりを覚えるだろう渡辺信一郎総監督の「スペース☆ダンディ」ですが、冬と夏の分割2クールのこの作品もいよいよ終幕に近づいてきました。2クール目はもっとぶっ飛ぶと言われていましたが、実際もっとぶっ飛んで…

森高千里 with カーネーション「夜の煙突」

森高さん、「200曲セルフカヴァー」という途方も無い企画をやってたのか。 先日、ライジングサンでカーネション LOVES 森高千里としてのライブを見たばかりなんだけど、その時最後に演奏された「夜の煙突」をYouTubeで、しかもセルフカバーという形で見れる…

Iceage「Forever」

アイスエイジ、実は知ってました。 別に知らないふりをしていたわけではなく、どう反応していいのかわからなかったのです。だって自分の知ってるパンクとかけ離れているから。J-POP生まれロッキング・オン育ちの自分にとってはPIZZA OF DEATH周辺とかミッシ…

高橋徹也『REST OF THE WORLD -LOST SESSIONS 1999-』

高橋徹也の幻の4thアルバムである。本来は1999年にリリースされる予定だったが、メジャー契約の打ち切りに伴いお蔵入りになっていた。それがこの度15年ぶりに日の目を見ることになったのだが、「一筋縄ではいかない」というのが正直な感想だった。 つまり「…

syrup16g『Hurt』

2014年08月27日、五十嵐が生還した。syrup16gが再び動き出した。 あのまだ寒い武道館の日から犬が吠えるを挟み、2013年のNHKホールで五十嵐の横に立ったのはこれまで支え続けてきた二人だった。ソロでUKFCのステージに立ちCOPYの曲を弾き語り、そこからの空…

OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND「Making Time」

力強い。Mumford & Sonsと見紛うような逞しさ。「BRAHMANのメンバーがやっているバンドだから当然でしょ!」と言われそうだけど、今までのOAUはそうではなかった。バンドの中心にはマーティンがいて、どちらかと言うとTOSHI-LOWは後ろから見守っている感じで…

8/24 WILD BUNCH FEST. 2014を振り返る 2日目編

8月23、24日の2日間に山口県の山口きらら博記念公園にてWILD BUNCH FEST. 2014が開催されました。本記事では2日目の様子をレポートします。 Superfly こちらも若干ミーハーな気持ちで観ていたのですがまずは意外と知ってる曲が多い印象。フェス向けセットリ…

Body Language『Infinite Sunshine』

最高!最高!最高!すでにじゃのめさんが「男女ボーカルの曲をあつめて」の記事で紹介していますが、個人的にハマりすぎたので書いてしまいました。ニューヨーク・ブルックリン初の男女4人組バンドBody Languageが先月リリースした5曲入りEPです。

マイオリジナルアルバム#10「トーキョーアルバム」

#10「トーキョーアルバム」 by うめもと 収録時間: 65分8秒 先日の音楽だいすきクラブでの「東京の話」「きのこ帝国の東京」の記事、みなさんはもう、ご覧になられましたか?僕はとても楽しく読ませていただき、しまいには流行りにのっかり東京プレイリスト…