2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年のベストアルバムを集計します

もう師走ですね。時間の流れが早すぎて死にたくなりますね。開店休業状態の当ブログですが、今年もやります。良かったらお付き合いください。昨年同様、洋楽邦楽の区別はしていません。 2016年の結果はこんな感じでした。大体同じ感じにやろうと思います。 …

lyrical schoolの「つれてってよ」を聴いた

新体制になってからのリリスクの曲がすごく良い。7月に出た「夏休みのBABY」もすでに2017年のベストトラック級の輝きを放っているし、12月に出るこの「つれてってよ」も90年代の伊秩弘将&水島康貴、要はSPEEDを思わせるアレンジで完全にアラサーを泣かしに来…

ポップミュージックの魔法

当たり前の話だと思うけど30代になって少しずつ10代20代のことがわからなくなるというか、厳密に言うと下の世代のポップミュージックがわからなくなってきた。まあ世代もそうだけど考え方や趣味の違いもあるので結局は自分に合う音楽を聴くしか無いのだが、…

mei eharaの『Sway』を聴いてる

あまりに更新が滞っていてごめんなさい。特に理由はないです。成り行きに任せたらこうなっただけの話です。 その間も音楽は聴いていたし、ライブや夏フェスにも行ってました。でも別に無理して行かなくてもいいかなとも今は思っています。たくさんライブに通…

欅坂46論 最終章 欅坂46と東京オリンピック

これまでの欅坂46論では、第1章で"再開発"を歌っていることに着目し、それは同時に"世代交代"についても歌われているのではないかと指摘した。また第2章ではこの"世代交代"を"今までのアイドルとそれを乗り越えようとする欅坂46"と見立て、その中でアイドル…

欅坂46論 第3章 欅坂46とサイボーグ009

これまでこの欅坂46論において、第1章で"再開発"を歌っていることに着目し、それは同時に"世代交代"についても歌われているのではないかと指摘した。 また第2章ではこの"世代交代"を"今までのアイドルとそれを乗り越えようとする欅坂46"と見立て、その中でア…

欅坂46論 第2章 欅坂46はアイドルを超えられるのか?

第1章では欅坂46が"再開発"をテーマとしたアイドルであること、そして"再開発"のテーマは堤清二が森稔に、六本木waveがメトロハットに変わるといった"世代交代"のテーマも孕んでいると書いた。 そして私はこの"世代交代"は、今までのアイドルと欅坂46である…

欅坂46論 第1章 なぜ欅坂46は渋谷を歌うのか?

はじめに 本稿では欅坂46というアイドルグループを扱おうとしている。AKB48の総合プロデューサー秋元康が「乃木坂46 新プロジェクト」として手がけ、2015年の結成以降、1stシングル『サイレントマジョリティー』では女性アーティストのデビューシングル初週…

tofubeats『FANTASY CLUB』

tofubeatsの通算4枚目、1年8ヵ月ぶりのアルバム『FANTASY CLUB』がリリースされた。多彩なゲストを配した前作までと対照的にフィーチャリングを2曲に抑えた本作は、ところどころ棘を含みながらも全体的にはフラットな雰囲気で統一され、この国で生きる人にと…

椎名林檎『椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015』

以前観た『(生)林檎博’14 ―年女の逆襲―』同様、ライブ映像作品として優れていると感じたのでとりあえず思ったことを羅列しておくね。 現時点において日本で最高級のプレイヤーが集まっている ただでさえ評価された楽曲を演奏しているにも関わらず、ほぼ全…

tofubeats『FANTASY CLUB』

tofubeatsの『FANTASY CLUB』をずっと聴いている。正直に言うと、このアルバムはtofubeatsの最高傑作ではないと思うし、おそらく現時点における彼の最高傑作は『lost decade』なのだが、ただ滅茶苦茶いいのだ。 今作は前作の『POSTIVE』やさらに前の『First …

チャットモンチー『Magical Fiction』

破壊の末に戻ってきたらしさ 先日ブックオフでマンガを漁っていた時「あれ?チャットモンチーみたいな曲だけどもしかしてこれチャットモンチー?」みたいな曲が流れてきて、Shazamで確かめたら本当にチャットモンチーだった。チャットモンチーらしいチャット…

チャットモンチー『変身』

過去と今を繋ぐ魔法 2012年にリリースされたチャットモンチーの5thアルバム『変身』は魔法がかけらた作品だ。そしてその魔法により、これ以前/以降でチャットモンチーの存在定義が変わった作品でもある。 そもそもチャットモンチーはどんなバンドか。シンプ…

『ソルファ』と『ソルファ(2016)』

今から13年も前のことだ。地元大阪の高校を卒業し、地方の大学へ入った私は人生初の一人暮らしというものを体験していた。最初の数週間は大阪に帰りたいと思っていたが、すぐに友達ができ、寂しくはなくなった。それからは友達と深夜まで遊んでも、時には自…

ネットの音楽オタクが選んだ2016年のベストアルバム 50→1

繰り返しになりますが、このランキングは僕が個人的に収集した615のデータが元に作られた統計の結果に過ぎません。音楽だいすきクラブの誰かが順位付けしたものではないし、順位付けする意図もありません。そんなものは人それぞれが勝手に決めればいいことだ…

ネットの音楽オタクが選んだ2016年のベストアルバム 100→51

今日は100位から51位までです。 少しだけ情報を明かすと、今回は615人の個人のランキングを集計し、1542作品がノミネートしました。内訳は邦楽が710作、洋楽が832作です。ただしすべての作品を精査したわけではないのである程度の誤差はあると思います。トッ…

ネットの音楽オタクが選んだ2016年のベストアルバム 150→101

今年から洋楽を含めた集計にしました。 一番大きな理由はApple Musicをはじめとした定額配信サービスがはじまり、海外の音楽を聴くことが以前より手軽になったことです。僕自身が国内・国外に関係なく音楽を聴く生活を送っていて、むしろランキングを区分け…

ネットの音楽オタクが選んだ2016年のアルバムのルール等

「ネットの音楽オタクが選んだ2016年のアルバム ベスト150」のルール、ノミネート作品(一部)です。発表は1/16以降を予定しています。よろしくお願いします。

お久しぶりです

遅くなりましたがあけましておめでとうございます! 先日のベストアルバムの集計では大変お世話になりました。おかげさまで全体で600を超えるデータが集まり(昨年400くらい)、集計作業に追われ、おまけに身内にゴタゴタがあり、本当に忙しかったです。これ…