はじめてのおんがく(ハードコア編)第1回 ハードコアって何?
どうもみなさん。バンジョーbotです。ついにはじまりました、はじめてのおんがく。
この企画は、ハードコアパンクという今まで僕が聴いてこなかったジャンルを聴き、偏見に満ちた僕のハードコア観を変えていこうというものです。第1回ということで、まず僕の偏見に満ちたハードコアのイメージを羅列していきたいと思います。
僕の考えるハードコア
-
やってる人が怖そう(坊主、刺青、マッチョ、鋲がいっぱいついた革ジャンとか北斗の拳の雑魚とかタラタラしてんじゃねーよのパッケージみたいな格好してそう)
- パンクを地で行ってそう(反社会的な行動とか)
- 社会派っぽい(反体制とか)
- 中にはストイックな人もいる(FUGAZIやストレートエッヂ思想とか)
- うるさそう(ガシャガシャ弾かれるギター、叫ぶようなボーカル)
昨日寝る前に考えた僕の中のハードコアのイメージはこんな感じです。ではでは、ウィキペディア先生を使って答え合わせをしてみましょう。
ハードコア・パンクとは
1978年頃のニューウェーブの登場後、オリジナルパンクの社会批判や荒々しいサウンドをより過激にしつつ、1950年代的なロックンロール的要素を排除していった80年代のパンク・バンドを「ハードコア」という言葉で形容したのが始まり。激しいディストーションを多用したギター、ベース。メロディよりもリズム中心で、叫んだり話すように歌ったりすることがある。多くのバンドが社会的・政治的なテーマを各々掲げており、その内容は反権力、反戦、反核、反宗教、反差別、アナーキズムなど。反ドラッグ(タバコ/アルコールなども含む)を主張した一部のバンドもいた。*1
ふむふむ、僕のイメージもあながち間違いじゃなさそうです。次にハードコアの歴史についてインターネットで調べ、統合し、自分なりに解釈してみました。
ハードコアの歴史(ハードコアのはじまりまで)
- (1960年~70年代前半)アメリカでプログレやハードロックに対抗してシンプルなロックを志すバンドが現れパンクの基礎が出来る。(ラモーンズ、ニューヨークドールズなど)
- (70年代中盤~77年)それに影響を受けた音楽がイギリスで流行し、セックスピストルズ、クラッシュ、ダムドというロンドン3大パンクバンドが活躍する。当時の環境を反映してか、政治的なメッセージを歌うバンドが多い。
- (77年)ロンドンパンクに影響を受けたパンクバンドCrassとDischargeが結成される。
- (78年)セックスピストルズが解散。
- (78年)セックスピストルズやクラッシュの商業的な姿勢に失望したCrassがPunk Is Deadというパンクムーブメントを批判した曲が入ったアルバム「Feeding of the 5000」をリリース。サウンド面ではパンクに近いが、Crassは他にも自主レーベルをやっていたり、動物愛護を訴えたり、アナーキズムを貫いたりなど現在のハードコアパンク精神面を築き上げる。
- (70年終盤~80年初頭)Crassの反戦思想に感化されたDischarge、モーターヘッドなどに影響を受けたパンクバンドG.B.H.、The Exploitedがハードコアと呼ばれる音楽を始める。
つまりパンクに抱いていた幻想を打ち砕かれた人が自分の信じるパンクをやり始めたのが「ハードコア」ということですね。また音だけじゃなくて、その思想性や姿勢といったこともハードコアの重要な要素であるそうです。
The Ramones「Blitzkrieg Bop」
Sex Pistols「Anarchy In The UK」
Crass「Punk Is Dead」
今回はハードコアのことを下調べしてみました。次回からは有名なハードコアバンドの音源を聴き、そこに含まれる思想や姿勢といったことを掘り下げて行こうと思います。
参考
地獄の犬猫日記 池上彰のハードコア史解説・第一夜 [ハードコアが生まれた]
HARDCORE HISTORY no.1 / written by H8MONGER|afterbase BLOG
punkie reggae bluesie rebel rock CRASS
Crass - Punk Is Dead Lyrics | SongMeanings