いつのまにか坂本慎太郎のニューアルバム『ナマで踊ろう』発売まで1週間。そしてこの「スーパーカルト誕生」のMV公開から1週間。時間の流れって残酷なまでに早いですね。ところで今度の新作には昨年のダントツNo.1レベルの名曲「まともがわからない」が収録されないとのことだけど、確かにこの「スーパーカルト誕生」を聴くと、ちょっとモードが違うように思えます。すでに音楽ファンや音源を視聴済みのライターの中で新作の元ネタが噂されていますが、勉強不足の自分はそういう話がさっぱりわからないし、わからなくても最高に気持ちいいのが坂本慎太郎の音楽のすばらしいところです。
坂本慎太郎「スーパーカルト誕生」
ところで自分は『ナマで踊ろう』というアルバムタイトルだけで「少しエロいな」と思う不謹慎な音楽ファンなのですが、「踊ろう」と銘打ちながらこの死語感、幽霊感が満ち溢れているのが最高にクールだと思います。本当に最近「ダンス」とか「踊ろう」といいながら、最終的にはモッシュに特化していない音楽が世間には溢れ、まあそれが日本のダンス観なのかもしれないけど、それでもこういうBPMがやたら低いヌメッとしたダンスナンバー（だよね？）が存在しているとなんかほっとします。
ぴっち（@pitti2210）
