韓国音楽シーンのグルーヴあふれる音楽から感じること

まず最初にこの記事を書くにあたって個人的に心配していることがあります。「音楽」とそれ以外の要素を切り離して考えるべきなのに、過去に音楽とまったく関係ないところで、それ自体を否定されたことがあります。それも一回ではなく何回も。不特定多数の人が訪れるサイトで、まったく考慮もなしに記事をアップすることに対して抵抗感がありました。大好きな音楽で、サイトが荒れてほしいなんて絶対に思いませんから。

私は韓国の音楽シーンについてとても注目しています。「音楽」は「音楽」であり、偏見なしでこの記事を読んでいただければ幸いです。

 

さて、日本では韓国の音楽といえば主にアイドルが韓国の音楽として伝えられているのはご存知の通りだと思います。実際韓国でもアイドルが主体にシーンが構成されていることは間違いないようです。

ただ、その裏で活動するアーティストの動きがとてもおもしろいです。

日本ではバンドシーンが流行りの中心にあります。ダンスミュージックも海外にならったEDMな音楽が中心です。でも、韓国の音楽シーンというのはいまだにグルーヴある音楽が山ほどあるのです。

 

1. G.NA「Oops!」

イントロの美しいピアノと高い音程で鳴るベースライン、その後はエレピがバッキングで歌う。ラップ混じりのポップスなんだけどグルーヴがしっかり作られているサウンドだと思います。

2. Peppertones「Superfantastic」

韓国のシーンでは動画をインターネットに公開されるときに演奏動画の中で歌っていることが多いです。サビの哀愁的なコード展開をエレキギターが上手くリズミカルに支えています。

3. Chung Won Young Band「瑞草洞彼氏」

イントロのキーボードのブリブリ感。そしてあの後のオルガンとエレピとギターとベース、そしてリズムカルなドラムの絡み。

4. Lim Yi Rang「Secret」

アコギの存在感。サビではしっかりコーラスが入ってソウルフルな音楽とも繋がりがありそうに聴こえます。 

5. Pida「You And I」

韓国のシーンでは日本で消えつつあるエレピが楽曲中に多様されていて、文化の違いを感じます。 

6. The Cat House「Night Love」

文句のつけようのないくらいグルーヴしています。

7. Oriental Funk Stew「Sweet Melody」

クラブミュージックをシーンに取り入れるのも抵抗がないようで、グルーヴィーなダンスミュージックが山ほどあります。

8. House Rulez「Invitation」

前半がディスコハウスっぽい音楽。後半はEDMみたいな雰囲気も交えつつ、絶妙に混ぜてあります。 

9. Rememberus「Love with you」

単調に聞こえがちなポップスにグルーヴがあるのがおもしろいです。 

10. Crystal Rain「Fall In Love」

探せば探すほど出てくるアーバンな音楽。

11. G.O「Play That Song」

バラードっぽい音楽までもベースラインがしっかりしてます。 

12. SPACECOWBOY「It's Over」

バッキングのギターに反応出来る人なら韓国の音楽シーンは聞いていて本当に楽しいでしょう。

 

まだまだ紹介したい曲はあるのですがスペースが足りないのでこれくらいで。

日本でこういう音楽をやっているインディーズはたくさん居るのですが、グルーヴあふれる音楽はどうも話題として埋もれがち。流行りの音っていうのはもちろんあるんだろうけども、このようなグルーヴ感じる音楽がいつの時代も無くならないで残っていってほしいと思います。

 

 

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