BUGY CRAXONEはここ数年、個人的に追いかけている大好きなバンドだけど、昨夜は本当に凄かった。ドラムの山田さんが正式なメンバーとして加入してからは個人的には2度目のライブだけど（怒髪天のイベントは行けなかったのね）、どう見ても絶好調。つまり山田さん個人が乗りに乗っていたこともあるんだけど、やっぱり2012年以降のブージーの定期的な活動がようやく実を結んだのだと思う。
ツーマンというイベントの性質も影響していると思うけど、続けざまの5曲は本当にすさまじいテンションだった。新作『ナポリタン・レモネード・ウィー アー ハッピー』の曲を中心に演奏していたものの、後半は今では懐かしい曲や代表曲が中心の王道のセットリスト。それらが違和感なく溶け込んでいて、あらためてブージーの音楽性の幅広さを堪能できた。ただ、基本的にどの曲も（Punk ver.）と書きたくなるくらい仕上がっていたのが本当に凄かった。
ブージーはようやくライブバンドとしてのプライドを取り戻したのだと思う。というか明らかに過去最高レベルだったはず。僕は2011年以前の彼らのライブを観たことがないけれど、映像を観る限りでは明らかに今のほうが調子いい。そういうバンドだとは思っていなかったんだけど、それこそ全盛期のミッシェルやブラフマンのようなテンションで曲を続けざまに演奏する姿は「楽しい」を通り越して神々しかった。
あまりに良かったせいか、昨日は本当に物販が途切れなかった。WESSさんいいかげんRSRに呼びましょうよ。このままいけば5年後のトリも夢じゃないって。あと東京の方々、ツアーファイナルが残っているので気になる人は行ったほうがいいよ。というか行け！
ぴっち（@pitti2210）
