ストレイテナーを語ってみた〜『Behind The Scene』編〜

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好きな音楽にについて語るのは、おそらく誰も経験あることだと思います。「この曲が好き!」「私はあの曲が好き!」「この曲のここがいい!」などなど。そんな話をしていると、いつのまにやら時間が経ってしまうのもよくある話。こういう経験、みんなあるでしょ?

今回もまたもやうめもとさん(@takkaaaan)にご協力いただき、ストレイテナーの『Behind The Scene』について語ってみました。先日出たシングル「冬の太陽/The World Record」の時も2人で好きなだけ語って、あーでもないこーでもない、「ストレイテナーは最高だよね」「次のアルバム楽しみだね!」って話をしたんですけど、今回もまた前回以上の盛り上がりました。「あの時はこう思ってたけど実際はこうでした」みたいなところが結構出てきて、前回と読み比べてみるのもおもしろいかも。しかしこうやって好きなバンドの話をしてると時間が経つのも早いなあ。あっという間の2時間でした。今回もとっても楽しかったです。

しかしストレイテナー、やっぱりいいバンドなんだよなあ。(かんぞう)

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かんぞう (※スタンプ)

うめもと (※スタンプ)

かんぞう このスタンプが開始の合図みたいなのちょっと改めなければいかんな...(笑)

うめもと 逆にでも、ふなっしーじゃないとダメな気もしません?まぁやりますか!

かんぞう そうですね、ノリとスタンスは前回と同じ感じでいきましょう!

 

大人の余裕がいい味を出している

かんぞう 今回は『Behind The Scene』についてなのですが、いろんな経験を踏まえての今なんだなーと僕は思いました。漂う大人の余裕がなんともいい味を出している一枚だなあという感じですね。さらっと聞いた感想だと。

うめもと 大人になったということは僕も思いました。当たり前ですけど、前回のアルバムがあって、アコースティックアルバムの『SOFT』があって、ベストがあって、それら全てがあったからこそ今回のアルバムが出来たんだな、と思いました。

SOFT

SOFT

 

僕のさらっとした感想も良いですか?

かんぞう どーぞどーぞ。

うめもと ロッキンオンの山崎洋一郎さんが「今週の一枚」としてストレイテナーの今回の新譜について書いていたのが、今回のアルバムは「カラフル」だと書いていたんですね。

これまでの殻を破ったかのようなフレッシュなアレンジ/構成に満ちていてカラフルなアルバムであると同時に、感動の深さも増している。

今週の一枚 ストレイテナー『Behind The Scene』 - 山崎洋一郎の「トリプル編集長日記」 (2014/10/20) | ブログ | RO69

それがとてもわかりやすいなと思ったんですけど、今回はカラフルで今までよりもポップなアルバムだと思いました。それがセルアウトとしてでなく、自然に出てるのが凄く良いなーと思いましたね。

かんぞう なるほどねー。カラフルかあ。

うめもと お。かんぞうさんは違う感想を抱かれましたか?

かんぞう いや、カラフルであるというか、単純に曲ごとにロックやポップ、エレクトロ、しっとり、ほっこりに完全に振り切れてるから、表情豊かなアルバムなのかなと思っていて。それでいてスッキリまとまってる仕上がりなので、通しで聴くと落ち着き払っちゃってる感じがするんですよね。

うめもと うんうん。わかります。

かんぞう 曲ごとだとあっちいってこっちに向かって忙しいアルバムじゃないですか?

うめもと そうですね。今回のアルバムって、今までのアルバムの良いところをすべてうまく抽出してる感じしません?

かんぞう うーん、微妙……かな。

うめもと あれ?そうでしたか(笑)僕はまあすべてでは無いのですが、聴いていて今までのストレイテナーのアルバムを思い出したりしました。

かんぞう いや、いいアルバムってところは基本的には同意です。間違いなく。けど「もう一発インパクトあってもよかったろー!」みたいな、物足りなさが若干(笑)まあ期待値が元々高かったからかもしれないですけどね。

うめもと ああー。なるほど。かんぞうさん的には「ちょっと大人しかったんじゃないか?」ってことですね?

かんぞう そうそう。「もっとキレッキレなやつがよかったなー!」っていうのが私のワガママ。

うめもと なるほど(笑)

 

前半は切れ味鋭い

うめもと でも冒頭の「Asshole New World」なんかはキレッキレだと思いません?

かんぞう キレまくってて耳から血が出ました。

うめもと 血が出るんかい(笑)正直、僕もキレッキレだなと思ったんですね。で、また「The World Record」の位置がすごくいい。この最初の2曲で結構自分はガツンとやられましたね。アルバムの始まりとしてこれ以上無い曲です。

ストレイテナー「The World Record」

かんぞう このアルバム前半のぶっ飛ばし方ハンパないですからね。さしずめ富士急のFUJIYAMA!

うめもと その例え、わかりにくくない?

かんぞう (うめさんきっと乗ったことないんだ……。ジェットコースター怖いんだ……。)

うめもと (バレた!怖いのもバレた!)まあ、話を戻して。冒頭の2曲から「冬の太陽」でトドメを刺された感じですね。

かんぞう もはやそこで終わっても良い!

うめもと いやいやいや(笑)

 

ホリエが正面から愛を書いた

うめもと 僕ね、とにかくこの話をしたかったんですけど。

かんぞう 「彩雲」ですか?

うめもと そう。この後に続く「彩雲」がすごく素晴らしくて。

かんぞう めずらしいですよね。ホリエが真正面から愛の歌を書くのは。

うめもと ですよね。あとこんな肌触りの曲も珍しい。驚きました。こんな普遍的な曲がストレイテナーから出てくるんだ!と。で、前にかんぞうさん「冬の太陽」をホリエ的ラブソングって言ったじゃないですか。

かんぞう はいはい。言ったような気がします。

うめもと あの時は自分はそこまでラブソングでは無いと思ってたのですが、「冬の太陽」の後に「彩雲」が来ることによって、ぐっと「冬の太陽」がホリエのパーソナルな曲に聞こえてきたんですよ。「あっ!かんぞうさんの言ってる事当たってるかも!」って自分はそう感じましたね。

かんぞう へへーん!!どやぁぁ!!

うめもと なんか腹立つ(笑)

かんぞう いやいやいや。すいません(笑)でもその「愛」っていうところでいくと、「冬の太陽」→「彩雲」「放物線」のところで3曲連続で歌われているところはこのアルバムでも相当な肝だと思っていて。

うめもと ですね。「冬の太陽」でエモーショナルに愛を歌った後、大事そうに「彩雲」を歌ってるのが凄く最高だと思います。そこがこのアルバムの中心的な部分だと僕も思います。

ストレイテナー「冬の太陽」

かんぞう それこそ大人になったという感覚はこういうところに現れていると思うし、「放物線」のラストに《ありがとう》で締める辺り、ひなっちが歌詞よんで「やめてーっ!!泣」ってなる気持ちもわかる気がしますよ。彼らより年下の私が言うことではないですけど。

うめもと でも「放物線」のあのラストのフレーズ泣けますよね。多分前半にこの泣きの三曲がある事によって、大人しく見えちゃうのかなーと思ったりもしたんですけど。

かんぞう でもこのバンドのいいところは、フロアを踊らせるだけじゃなくてこういうシンプルなサウンドでも魅力をしっかり打ち出せるところだと思ってます。

うめもと うんうん。まさにそうですね。

 

セルフタイトルにすべきだった

うめもと とにかく今回のアルバムはメロディーが強くて滅茶苦茶良い。そこに尽きるかなと。

かんぞう なんかもう良すぎて逆にくどい(笑)ウォーウォーやらイェー!とか、「わかったから!わかった!」みたいな。

うめもと ぼ、僕はそうは思いませんでしたよ(笑)

かんぞう いや、もちろん良い意味でのくどさ! 

うめもと あ、それならわかります。たたみかけてきてますよね。初回版付属のDVDで「今回のアルバムのテーマが、様々な「愛」について歌っている」みたいなことをホリエはインタビューで話していたのですが、それにはかんぞうさんはどう思いました?

かんぞう 武道館やってファン投票もして、それに対するアンサーかなぁっては思いますよ。ファンとか、自分たちが今までやってきた音楽に対する愛情はもうたっぷり感じます。

うめもと なるほど。

かんぞう あくまでも僕のいち意見ですけど、これをセルフタイトルにすべきだったんじゃないかなっては思っています。10年廻って武道館やって、ファン投票もやって、やってきたことは間違いじゃない、俺たちは良い音楽やってるんだ!って部分に気付いて作った1枚なら尚更。ちょっと前回は早まっちゃったかなぁなんてね、思ったりする訳です。

うめもと あぁー!それそれ!

かんぞう 「Behind The Scene」って言葉が本当にそれを如実に表しているなぁと思っていて。

うめもと うんうん。本当にこれがストレイテナーストレイテナーたる所が出てるアルバムだと思うんですよね。

かんぞう あえて今ここで自分たちの舞台裏をさらけ出すってことは、つまりそういうことじゃないですか?「自分たちがやっている音楽って本当はこんなに魂削ってやってるんだぞ!」とか、「本質はこれなんだぞ!」とか、表向きのキラキラした部分だけじゃない全部をさらけ出せるぐらいの愛情がたっぷりです。

うめもと ストレイテナーが自分達の曲を愛してるのがとても伝わってきます。

かんぞう さらけ出しても受け入れてくれる懐のふか〜いファンなんだってことに、ホリエくん気付いちゃったってどっかのインタビューで言ってました。

うめもと ああー、なるほど。それはでも凄く良いことだと思う。

かんぞう だからこそのやりたい放題ぶっちぎりアルバムなんでしょうね。

うめもと 今回の曲ってどれも振り切っていて、迷いが感じられないです。それはやはり「何をやっても大丈夫だ」ということに気がついたからかもしれないですね。

 

後半については?

かんぞう ちなみに後半はどうでした?

うめもと 前半からすると、更にやりたい放題やってるかなって。あと「Breaking Ground」はこのアルバムからすると少し異質な感じがします。

かんぞう というと?

うめもと 「Breaking Ground」の歌詞はメッセージ性が強く、怒っているように思います。ポリティカルにも聞こえるというか。

かんぞう 個人的には《3日目のシチュー》というフレーズがツボです(笑)

うめもと そこ、何かいいですよね(笑)

かんぞう スーパーマジカルとテンション一緒だなぁとは思ったので、これはこれで僕はアリだと思いますよ◎

うめもと テンションが一緒でもちょっと歌詞の強さは違う気がしませんか?

かんぞう うーんどうだろうなぁ。僕はそんなに気にならなかったけど...…。ホリエは文章より語感とか気持ちいい言葉で歌詞つくってる感じしますからね。

うめもと なるほど。僕は《アンタはあっち側か 知ったことじゃないよ》という歌詞とかなかなか喧嘩売ってるなーと思っちゃいましたね。確かに語感が気持ち良い曲は今回のアルバムでも多いですよね。

かんぞう 「Asshole New World」の《Super Saiyan God》なんて最たる例かと。

うめもと あれはうん、ギャグだよね。ちなみにかんぞうさんは後半はどう感じましたか?

かんぞう 僕は後半に関しては、ただただシンプルで素敵なメロディが続く印象です。もう削るものないくらい。

うめもと へぇー。それはちょっとお互い違う感覚ですね。おもしろい。僕は前半がストレートで後半遊んでるなーと思いながら聴いてました。

かんぞう あら、それは意外。

うめもと 例えば「Yeti」とか、この曲はちょっとジャジーだしアンサンブルが面白い曲だなって。ただ、それで言うとストレイテナーってアンサンブルがストレートな曲でもおもしろいフレーズが出てきたりするバンドなんですけどね。

かんぞう 彼らよく「Yeti」とか「Wonderfornia」とかのミドルテンポいれてきますよね。そういうのを聴く度に「ああいつものストレイテナーやん」って安心感が。

うめもと うんうん。しかもやたらメロディーが良い。「Wonderfornia」はもともとカップリングでしたけど、このアルバムのイメージにとても合ってます。

 

ストレイテナーが一筋縄でいかない理由

うめもと ちなみにかんぞうさんが今回のアルバムでのフェイバリットな曲を上げるとしたら何ですか?

かんぞう うーん。もう結論見え見えで申し訳ないけどやっぱり「冬の太陽」は外したくないんですよね。シングルで既発ってところを差し引いたとしても。

うめもと まあね。ぶっちぎっていますよね。ではそれを除くと?

かんぞう もちろん「78-0」!

うめもと えぇー!ちょっと詳しく言ってもらえません? 

かんぞう この曲だけ、今作のアルバムの中で明らかに趣味嗜好の違う曲じゃないですか。シンセに打ち込み満載で、飛び道具しかないみたいな曲。ですけど「78」には彼らが生まれた年という意味があって、そしてプロタイプとして「-0」をつけたって話を聞くと、もうこの先可能性しか感じないんですよ。フロアガチ踊り系ダンスロックの完成です。

うめもと なるほど。

かんぞう 歌詞に遊びをつけたり、メロをシンプルにしたり、そういう突き詰め方をしているのに「なんでこの曲だけ!?(笑)」みたいに思うところがたくさんあって。聞けば聞く程謎の魔力にどっぷりです。

うめもと うんうん。「Breaking Ground」とはまた違う意味で浮いてる。浮いてるというか、もはやシークレットトラックみたいですもんね。完全に実験的かつ次のアルバムへの布石みたいな曲ですしね。「俺らをわかった気になってんじゃねーぞ!まだまだ面白い音楽見せるぞ!」と言われてるような。

かんぞう 多分こういう曲は元々ホリエ含めバンドがやりたかったことの一つなんでしょうね。「Man-like Creatures」しかり「Dicography」しかり。どこかで「"Discography"がこんなに人気になるとは思っていなかった」と話していて。打ち込みとかシンセとかいれたら邪道だと言われるかと思ったけど、案外みんな愛してくれたって。

ストレイテナー「Discography」

うめもと そのエピソードは知らなかったです。でも実験的というか、賛否両論というか、一番やりたい事をやった結果こうなったのかも。中盤のエキゾチックなシンセの音がツボです。

かんぞう "やりたいこと"っていうか、"ちょっと怖かったけどやりたいこと"をやった結果それもちゃんと愛してくれるファンがいる。そのことがわかったのでまたこういうのも作ったんです!という感じなのかも。

うめもと 「Discography」は打ち込みだけどフロアアンセムって気がするんです。 そういう意味でいうと78-0はストレイテナーの世界観を掘り下げるような曲に思います。「蝶の夢」とかそういうイメージに近い。何かストレイテナーの濃い部分というか。一筋縄では分かりにくい世界観といいますか。

かんぞう たぶんそこがストレイテナーにファンがつかない理由ですよきっと。

うめもと (爆笑)僕とかんぞうさんってストレイテナーが好きなのは一緒でもどこが好きかは全然違う気がしますね。

かんぞう うん、確実に違いますよね。ストレイテナーはあくまでも入り口で、よくよく見ていくとお互いの音楽感でこんなに違うもんね。

 

とにかく「彩雲」が好き

うめもと 僕はね。「彩雲」と「放物線」のストレイテナーが大好きなんですよ。他も好きですけど、自分はこういうストレイテナーが凄く好き。ちょっと長めに言ってもいいですか?

かんぞう どうぞどうぞ。

うめもと やはり今回の『Behind The Scene』はとてもポップだと思っていて。いい意味で。バンドとして攻めてる部分はありつつ、一番胸に残るのはメロディーの良さであったりホリエのいつもよりもストレートなメッセージなんですよね。例えば「彩雲」のサビなんか正にそうで。

明日という日があるさ
ちっぽけな世界でそうさ
もう一つ空の下でも
君はずっと僕の心の中に
昨日は終わらず
君にさよならは言えない

であったり、「放物線」の最後の歌詞

君って笑ってるんだ いつもそう
すべてわかってたんだ ありがとう

というところに凄く表れていると思うんです。それが今回聴いててめちゃくちゃ泣きそうになってしまって。「まさかストレイテナーに泣かされるとは!」みたいな。だから今回のアルバムを聴いて「いろんな裏側や表情がありながらもとても優しいな」って。そう思いました。

かんぞう なるほどね。でも僕ね、正直まだ消化し切れてないんですよこのアルバム。もっと聴き方あるんじゃないかとか、解釈の仕方あるんじゃないかとおもっていて。うめさんの話聞きながらちょっと模索しようかなぁと思っていました。

うめもと うん。懐厚いと思います。

 

今回のアルバムは何番目?

うめもと ちなみにまだ聴き込んでいる最中だと思いますが、今回の新譜は今までの作品の中で何番目に良かったですか?ちょっと意地悪な質問だけど。

かんぞう 何番目?鬼や……。

うめもと ほれほれ。言ってごらんなさいよ。

かんぞう うーん。『TITLE』=『NEXUS』>>『Dear Deadman』>『STRAIGHTENER』=『Behind The Scene。と書いたものの、『TITLE』と『NEXUS』は不動。

うめもと おお!そこまで真面目に。なるほど。ちなみに僕は、あくまで今の所ですが、大袈裟じゃなく『CREATURES』を超えて堂々の一番のアルバムになりました。

かんぞう いきますねー!

うめもと うん。実はそれくらいキテるアルバムなんですよ。自分の中で。

かんぞう 曲だけで言えば完全に「冬の太陽」の一人勝ちですよ。

うめもと いやー。でもねー、「冬の太陽」を「彩雲」が超えちゃってねー。しつこいですよね。すみません(笑)

かんぞう キィエェェェー!!(壊れた)唯、感覚として「傑作や...!!泣」というところはわかりますよ。今作は。

うめもと 僕ね、このアルバムを買いに行った時、会社の昼休みだったんです。

かんぞう うんうん。

うめもと その時、昼休みの帰りにこのアルバムをかけてたら「彩雲」が流れて、もう目の前が……(涙)みたいにほんまになりましたからね。「やべぇ!」とずっと言ってました。

かんぞう うめさん、お仕事終了のお知らせ。

うめもと その後「放物線」が流れて「やめてくれー!」みたいな。まあ仕事しましたけど。

かんぞう いいんですよ、午後は仕事サボってそのまま帰ったって言っても……誰にも言わないので。

うめもと いや、ダメだろ(笑)まあ、それくらいのインパクトがあったって事は声を大にして言いたい。今回のストレイテナーは泣かしに来てるぞって。

 

ライブについて

かんぞう ちなみにアルバムツアーはいく予定ですか?年末年始でライブ見る機会とかありそうですかね?

うめもと アルバムツアーはもちろん行きます!でも、先行のチケットの受付忘れちゃった。

かんぞう 何を隠そうこの私もその口です。

うめもと (爆笑)

かんぞう もーだめだー。

うめもと 夜中にそれに気付いて、「あっ……」ってなりましたからね。

かんぞう ああいう先行って大抵締め切り日の次の日に気付くんだよなぁ。

うめもと 自分の中で最終日に受付したほうが当たるんじゃないかって意味のわからない事を思ってしまって、挙げ句に忘れるっていう。でも今回のツアーは楽しみですねー。

かんぞう とりあえず初日は押さえたいなあと。あとCDJでも見れそうなのでとりあえず直近じゃそこかな。

うめもと なるほど。俺、「彩雲」やられると確実に号泣する(笑)まあ、僕のしつこいくらいの「彩雲」推しをわかっていただけたところでそろそろ締めに入りますか?

かんぞう そうですね

 

一周回ったストレイテナー 

かんぞう 何か言い残したことがあればぜひ(「彩雲」以外で)

うめもと すみません(笑)では、最後にちょっともう一度アルバムのことを。

かんぞう はいどうぞ。

うめもと 今回のアルバムはこれまでのストレイテナーのファンにも喜ばれるのはもちろんのこと。ここからストレイテナーの音楽に興味を持たれる方にもおすすめなアルバムだと思います。これはいちファンとして思います。

かんぞう ふむ。

うめもと まずメロディーが過去最高に輝いている。そして、ロックに攻めていたり、最後に実験的な曲が入っていたり、僕の好きな「彩雲」のように普遍的な魅力を放つ曲も入っています。先ほどもお話しましたが、「これぞストレイテナーだ!」というアルバムになっていると思います。そして、ここからストレイテナーにハマると他のアルバムもきっと気に入るのではないかと。ストレイテナーとしての出汁成分も濃いアルバムなので。

かんぞう うめさんおもしろいなあ。

うめもと  おもしろいですか。なんで?

かんぞう 僕は自分のところでさっくりまとめたのであれなんですけど、今回のアルバムは一周回って自分の立ち位置を再確認できたと感じています。バンドでできること、ファンのこと、求められていること、シーンのこと。そういったことを噛み砕いた上で鳴らされている音なら、僕はもう両手離しで大歓迎です。表向きだけじゃない、このバンドの本質をタイトル通り打ち示した傑作ですね。

うめもと うんうん。それもすごくわかります。

かんぞう 自分に正直なバンドだと思います。ストレイテナーって。

うめもと まさに。だからファンとして信頼出来るし、これからも追っていけるなって。ちょっと上から目線ですけど、そう思いました。僕の中ではこれ以上無い名盤です。

かんぞう 超信頼してますよこのバンド。今後も楽しみです。

 

 

かんぞう(@canzou)×うめもと(@takkaaaan