ポップミュージックの魔法

当たり前の話だと思うけど30代になって少しずつ10代20代のことがわからなくなるというか、厳密に言うと下の世代のポップミュージックがわからなくなってきた。まあ世代もそうだけど考え方や趣味の違いもあるので結局は自分に合う音楽を聴くしか無いのだが、とは言えできる限り理解したいとは思っている。でも逆に「理解したいと思っている」こと自体すでにオッサン化した考え方と言える気もする。例えるならキャバクラでモテるためにNANAを読むオッサンみたいな。いやその例えすら10年古いな……。

ただ適当なことを言うと、そんな断絶を繋ぐものこそポップミュージックの魔法とも言えるのではないか?

というわけで先日のAbemaTVの「72時間ホンネテレビ」における稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3人の「72」が僕の中で響きまくっている。

最近は何をしてるのかさっぱりわからない小西康陽が手がけた

ずっとずっとこんなふうに遊び続けよう
きみが喜んでくれるのが
いちばん嬉しいから  

の部分はまさに僕のような30代も、この曲を歌う40代の彼らと、曲を手掛けた小西康陽58歳を見事に繋いでいると言えなくはないだろうか?(とまあここまで書いて10代20代は楽しめたのかな?と思ったのだが、僕のTLの20代は楽しんでいたので多分大丈夫だと思う)。

ということを、なぜ今ごろ書いてるのかというと、今日は紅白歌合戦とFNS歌謡祭の出演者が発表されていたから。まあ毎年文句を言いつつ観てるけど、今年はあまりにテンションが上がらなくて困ってる。みんな観るのかな?

 

 

ぴっち(@pitti2210