ツイッター上でたまたま見つけたこのブログ、長いものには巻かれたい人間の僕としては参加せざるをえませんでした。
中高時代はリスナーオンリーとして過ごし、大学に入ってからギターを始めバンドを組みました。ギターを始めた当初からオリジナル曲を書いて活動してきたのですが、その活動の中でよく言われた言葉が「パンクっぽいね」「ハードコアっぽいね」という言葉です。僕の稚拙な演奏力と当時のイライラを爆発させたライブパフォーマンス(腕を掻きむしる、眼鏡を破壊する、ギターを放り投げる、ビッグマウス的な発言・・・)からきたイメージだと思います。でもそれを言われるたびに僕が思っていたこと、それは
「ハードコアパンク、聴いたことないのに!」
でした。
バンプで音楽に目覚め、『鋼の錬金術師』のOPからアジカンを聴き、そこからナンバガ、スーパーカー、オアシス、ウィーザー、ニルヴァーナ、ストレイテナー、ポリシックス、くるり、マイブラ、ペイヴメント・・・と聴いてきた僕はハードコアパンクという音楽を聴いたことがありません。
なのでこの「はじめてのおんがく」シリーズでは、僕が言われ続けてきたハードコアパンクという音楽を掘り下げ、僕のハードコア観を塗り替えようという企画です。多くのハードコアパンクを聴く中で僕のハードコア観は変わるのか、ご期待ください。