2015-01-01から1年間の記事一覧
30. Tobias Jesso Jr.『Goon』
#2015年ベスト女の子ランキング #2015年ベスト男の子ランキング という企画を立ち上げたまっつです。年の瀬ですね、年の瀬ですよ。音楽には直接関係ない企画ですが、許可を頂きましたのでこちらで宣伝させて頂きます。 自分がビビッときた女の子/男の子でベ…
結論から先に言うと、星野源の『YELLOW DANCER』というアルバムは日本の『Random Access Memoris』である。本作を聴くとそれまでの彼のアルバム作品とは桁違いにソウルやディスコミュージックの成分が多く配合されている事がわかる。 Michael Jacksonのソウ…
なぜ人は集計するのか。忘れてしまうからだ。 というわけで、今年もやります。結果に一喜一憂し、もはやランキングに希望すら見出さなくなったネットの音楽馬鹿のみなさま、お久しぶりです。この季節がやって来ました。 こんなランキングに何の意味があるの…
傑作なのは間違いないし、正直最高傑作だと断言したいけど、ここで安易に宣言すると次作でそれを超えてきそうなのが怖い。そういうわけでブージーの新作が最高だという話です。 2012年からのアルバムの毎年リリースしていて、その周期でいうと今回は4枚目(…
かっこいいバンド、美しい思考 Base Ball Bearの6thアルバム『C2』がかっこいい。音も言葉も込められた思いもすべてがかっこいい。 まず音。『C2』リリース前に開催されたTour「三十一歳」の福岡で語られていたのは、今回のアルバムは、メンバー4人が演奏し…
「私の好きな音楽。」という特集を作りました。元はPOPEYEの「僕の好きな映画。」という映画特集のパクリでした。この映画特集のメインが俳優、映画監督、デザイナー、ミュージシャン、等々、総勢100人の選ぶ「僕の好きな映画。」というものです。「これの音…
THE BACK HORN『その先へ』はさえない現状をいますぐ打破したくなる歌 もうすぐ彼らの11枚目のアルバム『運命開花』が発売される。その前に、先日出されたシングルについてやはり書いておきたい。 といっても、記事のタイトルが全てだ。やる気が出ない、成果…
TAIGA=DYNAMITEと申します。以前に「バンドマンガ3選 」という記事を書いた者です。 ongakudaisukiclub.hateblo.jp 今回はダンスをテーマに描かれた漫画を紹介させていただきます。ダンスと音楽は切っても切れない関係、ということで、音楽だいすきクラブに…
きのこ帝国のメジャー1stアルバム。良い歌詞、良いメロディ、良いサウンド、三拍子そろった傑作。風通しの良い楽曲群からは、相手と正面からコミュニケーションしようとする意思を感じる。 アルバム『eureka』以前は心にまとった鎧の隙間からコミュニケーシ…
twitterで馬鹿みたいに呟いているのでフォロワーの方には「またか」と思われそうだけど、最近は高橋徹也の新譜ばかり聴いている。 2013年に前作『大統領夫人と棺』、2014年にはソニー時代にお蔵入りになっていた幻の4thアルバム『REST OF THE WORLD』、そし…
髭の2年7ヶ月ぶりのアルバム。その間にアイゴンが勇退し、オリジナルメンバーのフィリポも脱退した。事務所も独立し、自主レーベルも設立した。 率直に言って大傑作だと思う。 ただ、髭という名前を聞いて大半の人が思うような曲はほぼない。つまり「ロック…
いつも書いてます、草野といいます。今回は、現代思想家の東浩紀さんと批評家の佐々木敦さんの2人で開催しているゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 新・批評家育成サイトの 『文化について書くことで状況を語り得るのか』(講師:さわやか) school.genron.co.jp…
2015年10月21日、僕はTSUTAYA O-WESTに来ていた。沖井礼二と清浦夏実によるバンド、TWEEDEESと北川勝利(ROUND TABLE)のツーマンライブを見るためだ。この2組のサウンド面を担う沖井礼二と北川勝利がデビューしたのは1990年代後半、彼らの奏でる音楽は一般…
いつも書いてます、草野といいます。今回は、現代思想家の東浩紀さんと批評家の佐々木敦さんの2人で開催しているゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 新・批評家育成サイトの 『文化について書くことで状況を語り得るのか』(講師:さわやか) school.genron.co.jp…
いつも書いてます、草野といいます。今回は、現代思想家の東浩紀さんと批評家の佐々木敦さんの2人で開催している ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 新・批評家育成サイト school.genron.co.jp こちらの第8回 『文化について書くことで状況を語り得るのか』講師…
こんにちは。うめもとです。 突然ですが、特集を作ります!タイトルは仮ですが「私の好きな音楽」という名前の企画です。そうです。少し前のPOPEYEの特集にあった「僕の好きな映画。」のオマージュです。 top.tsite.jp 「これの音楽版をやったらおもしろそう…
The Edmund Fitzgerald、エドモンド・フィッツジェラルドと聞いて何を思い浮かべるだろう。村上春樹が訳したことで有名な『グレートギャッツビー』を書したフィッツジェラルドはF・スコット・フィッツジェラルドだが、ここで指すエドモンドフィッツジェラル…
”CMだいすき”を標榜する私が今お伝えしたいトピックといえば、水原希子さんを起用したEDWIN SOMETHINGのスペシャルムービーが、9月10日より公開されています。画像共有SNSでのひと騒ぎなんて露ほども気にしないような、水原さんの堂々たる魔女ぶりが素晴らし…
以前このブログでも紹介されていたCouple『Brief Pop』を聴いてみた。シンプルなギターリフ、シンプルな楽曲構成、ボーカルmomoのキュートなフィメールボイス、パワフルに叩かれるドラムスやバッキングギターの休符を生かしたフレーズに惹きつけられる。 特…
1989年生まれ。今年で26歳を迎えたMay'nは彼女が高校1年生だった2005年、「中林芽依」という名前でデビューた。May'nと名乗るようになったのは2008年。同年4月に放映されたテレビアニメ『マクロスF』は彼女を一躍有名にした。作中の歌姫であるシェリル・ノー…
若い女の子との会話が弾まなくて困っちんぐ。ついこないだまで学生だった女の子と何を話していいか分からんズラ。でも無言も気まずいズラ。とりあえず趣味でも聞いておけば無難ズラ。 「映画が好きです^^」と答えられたので死んだ。無理っす。マジ無理っす。…
www.youtube.com 細美武士率いるMONOEYESの1stアルバム『A Mirage In The Sun』より。プログレ、エクスペリメンタル色の強いハイエイタスと比べるとロック寄り。多分、誰もが思うことだろうが、やはりELLEGARDENに近いと思う。細美武士がどういう意図でエル…
www.youtube.com トレイラーなので視聴しにくいかもしれないけど、iTunesやアップルミュージックに置かれているので。 昨年のJINTANA & EMERALDSに引き続き、また南国っぽさが溢れる盤が出てきたなーと思っていたら、トルネード竜巻のなかまきこ、you & me t…
唐突に、「ゲーム音楽って最高!」と思った。 経緯としては、来月札幌で行われるすぎやまこういち氏率いる「東京都交響楽団」のコンサートに行くことになり、久々にドラクエなどゲーム音楽を耳にする機会が増えたことによる。ゲームにおいて印象深い作品はほ…
話は6年前、2009年の夏のことだ。 イベント会場での警備アルバイトで大学生ながらサブチーフとして働いていた彼は、手っ取り早くまとまったお金を楽しく稼ぎたいからと、人生初めてのフジロックに足を運んだ。もちろん、セキュリティの人間として。 当地に着…
Homecomingsの『HURTS』を聴いた。すばらしい。リリースされてから何度も聴いてる。今回のアルバムは以前よりも感傷的で激しい。聴きながらその理由をずっと考えていた。 彼女たちは想像以上にハングリー精神を持っているバンドだったのかもしれない。あるい…
www.youtube.com EVISBEATSとPUNCH&MIGHTYの「夜風に吹かれて」が良い!という話がようやくできる。去年の夏頃、大阪味園ユニバース(最高にエキゾチックなライブハウスだ!)でのイベント、愛と誠でEVISBEATSが出た時には既にあったこの曲。僕はこのライブ…
the chef cooks meが今年2月にリリースしたニューシングルのレビューです。かなり時間が経ってしまいましたが、今からでも聴くきっかけになれば。これからものんびりやっていこうと思います。
順位はかなり僅差なんで年間でひっくり返ることが大いにありそうです。しかし1位はなんか抗えないエネルギーを放っていて、心の中で自然とその座についていました。下半期は去年の個人的上位だった、Base Ball Bear、パスピエ、もしかしたら赤い公園やきのこ…