みんなが選ぶくるり#1(かめ)

俺が選ぶくるりのアルバムベスト3 - 音楽だいすきクラブ

#第一次くるり大戦がはじまりました。多数アルバム出してきていて、「あれがいいこれがいい」と言えるバンドは貴重ですね。人によってツボに入ってるアルバムがここまでわかれるのかと。ちなみにビートルズに関して少しだけ言うと『ホワイトアルバム』の良さがまったくわからず、「曲多すぎるからずるいよ!」って思うし、『アビーロード』についてはB面だけでよかったと思ってます。個人的には『マジカルミステリーツアー』が一番好きですね。

別に喧嘩を売る気は全く無いです。このアルバムは好きだけど、これはちょっとってどのアーティストでもあると思いますし。

3位『さよならストレンジャー

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くるりの1stアルバム。1stってこんなに普通で良いんだっけ?若さや青春感、世の中に対する言いたいことなんてものはなく、そこにあるのは閉ざされた日常。くるりといえば「東京」と言えるくらい有名なところはありますけど、「虹」もくるりらしい心揺らす歌詞があってたまらない。また「オールドタイマー」のかき鳴らすギターロックとしてライブ映えする曲が出たと思えば、「トランスファー」のように独り、歌を歌う。98年代の1バンドとしてふさわしい、そんなくるりの1枚目。

「オールドタイマー」

 

2位『THE WORLD IS MINE』

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『TEAM ROCK』とセットにして聴きたくなるこちら。『TEAM ROCK』で出始めた打ち込みやエレクトロな面を引き継いだまま、心の底に沈んでくるビートの暗さをとりこみました。ミーハーだとかなんだとか言われても良いです、「WORLD'S END SUPERNOVA」が凄すぎるので。自分の中で、くるりはこの曲を越えれる曲を書けていないと思っている。前面に出ている機械的なビートの奥で鳴るどこまでもゆけてしまいそうな電子音。そんな心が消え落ちそうな曲の後、「男の子と女の子」~「THANK YOU MY GIRL」でシンプルに優しさと切なさを歌い上げた。アルバム内で変化があるのがとても良いですね。

2002年にはスーパーカーが『HIGHVISION』を出していて、くるりもこのままエレクトロや打ち込みの方向にいったらどんな世界ができていたのか少し気になります。

「ワールド・エンドスーパーノヴァ

 

1位『NIKKI』

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良い意味でも、そうでない意味でも単純なんです。きっと好きな人はとことん好きだけど、別にそこまで好きじゃないって人は全然好きじゃない。と、ばっさり割れるんじゃないかと思います。ライブで手を上げて盛り上がる曲と言うわけでなく、音数が少ない綺麗な少し古さや懐かしさの感じる、分かりやすいギターロック。ビートルズは「愛」をギターに乗せて歌い、くるり《Baby I Love You》と歌った。ラブソングの詰まった優しく綺麗な一枚。

「Baby I Love You」

 

 

かめ(@kame16g

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