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大森靖子「夏の魔物'14」

曲紹介

やっぱり今年は夏の魔物に行った人たちが勝ち組だった。

僕のtwitterのタイムラインでは「大森靖子が山から降りてきた」とか「爆弾発言をした」とか断片的な情報が上がっていたけれど、そういう話題性の部分はどうでもいい。

とはいいつつ確かに初っ端の「ミッドナイト清純異性交遊」での疾走やディープキスは衝撃的かも。それを見た瞬間、銀杏BOYZの新作のインタビューで峯田が2年間ほど無名の頃の大森靖子からメールを貰っていたというエピソードを思い出した。だって峯田そっくりだから。

彼女が出てきた頃、椎名林檎のフォロワーとして認識されていたし、それを逆手に取って1stアルバムの『魔法が使えないなら死にたい』は『勝訴ストリップ』のジャケットを真似していた。だけどそんなのは上辺だけだ。彼女は《音楽は魔法ではない》と叫び、激しさと喪失感、そして優しさがぐちゃぐちゃになった音楽の魔法にかかり、お客さん、そして画面を見ている僕は、熱狂を通り越して凍りつく。

2曲目の「あまい」とその次の「エンドレスダンス」「Over The Party」の流れが素晴らしい。画面の向こう側の出来事なのに、鳥肌が立ちっぱなし。どうして惜しげも無くライブ映像を公開するのか疑問に思っていたけど、これ、映像を見るとライブに行きたくなるタイプの音楽なんだね。行きたくなる。

ようやくこの人に熱狂する人の気持ちがわかったよ。今、JOIN ALIVEに行かなかったことを後悔している。フジロックに行くみんな、よく考えてね。

 

 

ぴっち(@pitti2210