Venus Peter「Perfect Strangers」
渋谷系というとフリッパーズ・ギター、ピチカート・ファイヴ、オリジナル・ラブばかりが注目されがちだし、00年代以降における渋谷系のイメージは「デトロイト・メタル・シティ」におけるカジくんのイメージが一手に引き受けていた印象があるのですが、個人的にその印象を一気に覆してくれたのがVenus Peterでした。全編英詞、ネオアコという、今ならインディー・ロックの枠組みで語られるに違いないバンドですが、1990年から94年までに活動した後、2006年に再結成。そして今回8年ぶりとなる作品『Nowhere EP』をリリースします。
EPを名乗りつつ、12曲収録という勢いなのでどう見てもフルオリジナルアルバムなのですが、再レコーディングやライブテイクを収録しているのでEPという括りなのかもしれません。サウンドプロデューサーとしてサロンミュージックの吉田仁を迎えて制作されたとのこと。
Venus Peter『Nowhere EP』teaser
すごく気持ちいい。
ぴっち(@pitti2210)