ストレイテナーについて話してみた〜『冬の太陽/The World Record』編〜

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好きな音楽にについて語るのは、おそらく誰も経験あることだと思います。「この曲が好き!」「私はあの曲が好き!」「この曲のここがいいあそこがいい!」などなど。そんな話をしていると、いつのまにやら時間が経ってしまうのもよくある話。こういう経験、みんなあるでしょ?

ということで、今回はそれを音楽だいすきクラブの仲間内でやってみようかと思いまして、やっちゃいました。うめもとさん(@takkaaaan)にご協力いただき、お互いが大好きなバンド、ストレイテナーについて先日出たシングルの話を中心に語ってみましたよ。時間にしておよそ2時間。LINEを使いました。やってみるとね、やっぱりめちゃめちゃ楽しかったです。こういうの久しくなかったなーと思って。ササッと文字に起こしてみたので、僕たちがどんな会話をしていたのかはもちろん、いつもの合評とは違ったクロスレビューだと思って読んでみてください。

しかしストレイテナー、いいバンドだなぁ……。(かんぞう)

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ストレイテナー 「冬の太陽」

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かんぞう (※スタンプ)

うめもと (※スタンプ)

かんぞう うわ、うめさん、ふなっしーのスタンプ……。

うめもと あなただって買ってるじゃないの!というかはじめてください(笑)

かんぞう そうですね、前フリはこの辺にしておきまして……。

うめもと はい。

かんぞう では先日発売になったストレイテナーの『冬の太陽/The World Record』のシングルについてあーだこーだ言う会をはじめましょう!

うめもと はい。よろしくお願いします!

 

みんなが待っていた

かんぞう まず率直に、シングルどうでした?ざっくりとした感想から。

うめもと そうですね。少しTwitterの方でも呟いてたんですが「すごく調子がいいな!」と思いました。それは前回のミニアルバムから思っていたことでもありますが、メロディーが強いと思います。

かんぞう 特に「冬の太陽」なんかはグッドメロディの極みみたいな曲ですよね。きらめき満載。

うめもと そうですね。「冬の太陽」は個人的にこれまでのストレイテナーの名曲たちを更新する出来だと思うくらいガツン!ときていますね。かんぞうさんはいかがでした?

かんぞう 僕は「シンデレラソング」以降のいい流れがここまでしっかり続いてるなって思いました。そしてなにより「そんなフレーズまだ持ってたの!?」っていうところで驚きがでかいです。10年以上やって、今が一番脂のりまくってるかなと。「Super Magical Illusion」でもそうでしたけど、忘れた頃にやってくるぶっ飛ぶようなキラーフレーズがとにかくやばい!

ストレイテナー「シンデレラソング」

うめもと 脂が乗ってますよね。ここに来てまだ上がってくるのかという驚きはありました。これは僕の勝手な感想なんですけど、「冬の太陽」という曲はやっぱりベストアルバムしかり、2013年に行われた武道館公演の影響がデカいんじゃないかと思うんです。

かんぞう はい。

うめもと やっぱり「冬の太陽」から感じる全体の雰囲気は、明らかにみんなが待ってたものだと思うんですよね。「REMINDER」や「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」といったものと同様の、それに近い雰囲気を放っているかなと。僕はそう感じました。それはファン投票企画を通してストレイテナーの強みみたいなモノを本人たちがあらためて理解したのではないかと。で、ミニアルバムを通して「Super Magical illusion」でぶっ飛ばして、ついにこの曲ができてしまった。だから僕はストレイテナー調子良いなと思わずにはいられないのです。

ストレイテナー「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」

 

虚無感とエモさ

かんぞう たしかに聴けば聴くほど名曲の香りしかしませんからね。「みんなでちゃんと歌える曲ってそもそもテナーになかったんじゃない?」と思いました。「ウォーオー!!」なんて今までテナーのライブで叫んだ覚えないなーって。

うめもと あー確かに。でもこの曲、悲しい曲ですよね

かんぞう そうそう。最初に聴いた時から今まで、単純にホリエ的ラブソングの一つかなって思っていました。でもさっきのうめさんの武道館の話を聞くと、「あぁこれ武道館の虚無感を歌ってるのかなぁ」とも。うめさん的に今作の歌詞解釈はどうですか?

うめもと いや、僕はですね。そもそもホリエという男は虚無感と喪失感を抱えている曲を歌う人だと思うんです。そういう意味で完全にホリエらしさが真っ直ぐ出たんじゃないかと思います。ラブソングというのも確かにわかります。でもホリエが歌うラブソングはいつも君が居なくなっているので、一見ラブソングに聴こえないんですけどね。

かんぞう 儚さを歌わせたらホリエは日本一だと思いますよ。

うめもと そう!儚いんですよね。で、ストレイテナーの魅力が儚さにあるのにそういう曲って決して多くは無いと思うんです!一曲の存在感が大きいからそう思いがちなんですけど。

かんぞう でも「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」は曲名からして儚さの極みじゃないですか

うめもと いや、もちろん「SAD〜」は儚いです。さっき挙げた「REMINDER」や「Lightning」も言ってみればそうですよ。でも「冬の太陽」が素晴らしいのは儚いのにやたらエモいんですよね。そこが聴いてて、「ああこういうストレイテナー待ってたんだよ!」ってことじゃないかと。

ストレイテナー「REMINDER」

かんぞう なるほどなるほど。しかしエモいなぁこの曲。なんでこんなにエモいんですかね?

うめもと 明らかにシンガロングが出来るあの「ウォーウォーオーオー」の部分はエモさに拍車が掛かってますよね。感情を揺さぶるというか。

かんぞう 歌詞はもちろん、サウンド面でも、21st century rockbandを地でいく彼らの良いとこが出ていると思います。それこそあのシンガロングと終盤のOJ(大山純)ソロはずるいですよ!泣きのメロディとはよく言ったもので、このバンドの真にアツい部分だけを切り取った名曲ですね

うめもと OJのあそこはズルいですよねー。やっぱり武道館でのあの曲達、特に。「SAD〜」が1位に選ばれたのが本人たちにとってもデカかったのかもしれないですね」

かんぞう はい。間違いなく名曲だと思います。そうそう、あと聞きたかったのが、うめさんはそもそもストレイテナーとの出会いはどこなの?

うめもと あぁー。ストレイテナーとの出会いは当時付き合っていた彼女が好きだったというお恥ずかしすぎる理由です(笑)

かんぞう はい今日イチの名言いただきましたーーー!!もちろんノーカット!

うめもと ノーカットって(笑)

 

ブラックテイストな「The World Record」

うめもと 気付いてます?かんぞうさん。「冬の太陽」だけで一時間喰ってます(爆)

かんぞう じゃあ「The World Record」も行きますか。こちらはどうです?全然系統が違う曲ですけど。

うめもと サクッと語るにはもったいないほどのグルーヴを持ち合わせた曲ですね。ひなっち良い仕事してるなー!!と。

かんぞう 最近こういう曲ぶっ込んできますよねテナーは。「black dyed」しかり。というかそもそもヒップホップ好きなひなっちがこういうブラックな曲をやりたがってる感じもしますけどね。

ストレイテナー「BLACK DYED」

うめもと なるほど。だからやたらベースがファンキーなのかも知れませんねぇ。それに僕はこの曲最近のストレイテナージャムセッション的な延長にあるのかなと思いました。

かんぞう グルーブ効かせまくった曲って感じしますもんね。右に左にゆっくりおっきく揺らす曲調がばっちりですよ。

うめもと そうそう。『CREATURES』以降のストレイテナーはドンキーであったりCRYであったり、ブラックダイドであったり、グルーヴを効かせた曲が多くなったと思います。liveで聴くと一気に盛り上がりそうな気がしますよね。

CREATURES

CREATURES

 

かんぞう 意外とテナーファンは蔵人好みのファンキーな曲がお好きですからね。

うめもと そうなんだ!(笑)

かんぞう だって武道館のランキング企画見ると、明らかに捻くれもんの集まりじゃないですかあんなの!!

うめもと 「GUNSHIPRIDER」がやたら上位にいってたりね、かと思いきや会心の出来のバンダリズムが無かったり(笑)

かんぞう 多分、こないだ話したストレイテナーTOP10をみんなにやらせたらひどいことになりそうな予感プンプンです(笑)

 

最近のライブについて

かんぞう そうそう最近どっかでテナーのライブ観ました?

うめもと まったくご無沙汰です。去年RUSH BALLで観て以来ですね。かんぞうさんは観ました?

かんぞう あらま。意外と空いてますね。僕はこないだ9mmの「カオスの百年」企画の対バンで観ましたよ。

うめもと 最近のテナーはどんな感じでしたか?無敵感出まくってます?

かんぞう もう無敵感の塊ですね。向かう所敵なし!

うめもと それは贔屓目に見なくてもですか?(笑)

かんぞう いや、そりゃ多少贔屓してるけど……(笑)

うめもと まあね、そりゃそうでしょうね(笑)

 

「Super Magical illusion」以降

うめもと 話が脱線しちゃいましたが「The World Record」は最近の調子良いストレイテナーが端的に表れているアガる曲ということでいいですかね。

かんぞう いや、そこでいくと調子の良さはあくまでも「冬の太陽」であって、こちらは別の話かなっても思いますけどね。一緒くたにするにはもったいないというか。引き出しの多さはやはり健在だなとは思いますし、スーパーマンの集まりなだけあって「冬の太陽」からの振れ幅はガッツンやられました。

うめもと はい。

かんぞう 前作の「Super Magical illusion」があるじゃないですか?あれの派生系2本だなとも思ったんですよ、今回の2曲は。あそこで「2つに分ければいいのに!」って思ってたら、ここできたか!みたいな。普通のメロは「The World Record」、キラキラフレーズは「冬の太陽的」な。でもいい流れであることは間違いないので基本的には同意です。

ストレイテナー「Super Magical Illusion」

うめもと なるほど。僕は「Super Magical illusion」は完全にご機嫌なロックンロールソングだと思っていて。もちろん途中に、「なんだこのキラキラしたメロディは?」とか思いましたけど、泣けるエモーショナルな曲が出てきたこともそうだし、こういうグルーヴに磨きが掛かった曲も何だか以前より開き直っている気がしています。それはベストアルバムを出して、自分たちの過去の曲達を客観視出来たからなのかなと思ったりもしたんですけど。

かんぞう ふむ。武道館周辺からのテナーのスタンスを考えると、「From Noon Till Dawn」から一貫してキリキリとしたフレーズに爆発力をプラスした曲が出そろってるんです。「シンデレラソング」しかり、「Super Magical illusion」しかり。そういうところからみるに、自分たちの基本スタンスに気付いちゃった感じしますね。「あれ?うちらの武器ってこれじゃね?」的な。

ストレイテナー「From Noon Till Dawn」

うめもと そう!それだ!基本スタンスを武道館のあのライブでがっつり肌で感じちゃったんですよ、きっと。「冬の太陽」のような泣けるエモーショナルもまた出せるようなくらいホリエのソングライティングは磨きが掛かりまくってるんですよ!

かんぞう でも僕、ホリエの歌詞で感動したこと無いんだよなぁ(笑)

うめもと あらら……。感じ方は人それぞれですからね。僕は今回の「冬の太陽」にはかなりグッときちゃいましたね歌詞も含めて。何というか喪失感って誰しにもあって、その誰しもが持ってる弱い部分をグッと掴むことができる気がするんですよ、ホリエの歌詞って。これはかなり一部の曲に限っての話ですが……いやぁーしかしこの企画楽しいなぁ……(笑)

かんぞう むふふ。これ話が尽きないDEATHぞ(笑)

 

「Melodic Storm」は蒸留水である

うめもと ですね(笑)そろそろ締めに入っていきますが、次に出るアルバムどんな感じになるかとか予想あります?

かんぞう うーん。さっきもいいましたけど、「基本スタンスに磨きをかけました」っていう路線はおそらく変わりはないはずです。だから今後「Melodic Storm」みたいな曲はもうでてこないのかなぁと思ったりもするんですよね。というのも、確かにめちゃめちゃ良い曲で歴史に残る超名曲なんだけど、一方でテナーの良いところのみを純度あげてひねり出しましたみたいな曲だから、これまで述べてきた憂いや儚さ成分がまるでない。

ストレイテナー「Melodic Storm」

うめもと はい。

かんぞう だからこそライブで聞くとスーパーハッピーで祝祭感MAXになったりするんだけど、そういう成分があってこそテナーと言うのであれば、正直今のモードにいる以上こういう曲は絶対に次は出てこないだろうなとは思ってます。だからやや鬱々としながらもスピード感とキレを携えた危険物のようなアルバムになると予想しています。『TITLE』に近いかも。「SAD〜」や「泳ぐ鳥」みたいな曲たち。

うめもと 「憂いや儚さ成分がまるでない」って部分がちょっとわからないのですが。そこを詳しく聞かせてもらえますか?

かんぞう 「Melodic Storm」ってテナーのプラス成分を集めた蒸留水でできてる感じがしませんか?

うめもと それはすごくわかります。他にも何曲かありますが、ここまでストレートなのはMelodic Stormくらいだと思います。ようやく理解しました!(笑)

かんぞう おそらくテナーのいいところって、今まで語ってきた儚さや憂いっていうマイナス成分が+に働いているからじゃないですか、最近の曲もとか特に。でもあの「Melodic Storm」に至っては、本当にプラスしかないなって。

うめもと 「Melodic Storm」でもちょっと切なさありますけどねぇ。なんでだろ?でも確かに「Melodic Storm」のような曲が出てこないのは同感です。

 

次は勝負の一枚になる

かんぞう うめさん的次回作の期待や抱負や予想図としては?

うめもと かんぞうさんおそらく「何言ってんだ!」と思うかもしんないんですけど、『STRAIGHTENER』というセルフタイトルのアルバムは本人たちにとって満足がいく出来じゃなかったと思うんです。もちろんあの当時として集大成的な意味合いで作られたアルバムだとは思うんですけど、やっぱり世間をひっくり返す程では無かったかもしれない。

STRAIGHTENER

STRAIGHTENER

 

かんぞう うん。

うめもと そういう意味では今回のアルバムはストレイテナーにとってかなりの勝負作になるんじゃないかと思っています。シングルだけ聴いてもアルバムへの期待は高まる一方ですし、その期待を裏切ってくれるくらいの衝撃があるアルバムじゃないかと。そして4人でのストレイテナーが本当の意味で一つになったアルバムになるんじゃないかと思いますね。

かんぞう 「何言ってんだ!!」とは思わないですけど、それおもしろいですね。

うめもと 僕の印象ですけど、OJが加入してからのストレイテナーは音楽的冒険もたくさんあったと思うんですよね。それが今回のアルバムで極まるんじゃないかと思います。

かんぞう あのアルバムはついてなかったですねぇ。セルフタイトルですけど正直両手ばなしで喜んでいられるものじゃないですからね。

うめもと  あっ、かんぞうさんもそう思われますか?多分ね、力込めすぎたんですよ。

かんぞう 自分も含め、世間の見る目があのアルバムに追いついてなかったって思うようにしてます。今も追いついてないけど……。でも円熟した感は極まってますよね。

うめもと シングルが結構入ったアルバムだったじゃないですかあれ。それも結構新鮮さを感じ得なかったというのもあるかもしんないですね。だから今聴くと決してアルバムとしては悪くないんだけど「ただ最高傑作ではないよね」みたいな。

 

今までの最高傑作について

かんぞう ちなみに今までの最高傑作で言うと?

うめもと 次のアルバムが最高傑作になる事を凄く期待していますけど、僕のフェイバリットは『CREATURES』です。あれ明らかにおかしいアルバムですよ。なんかスポーンと全く違う異空間に行っちゃったアルバムだと思います。 

かんぞう たぶんね、そこが僕とうめさんの決定的な違いだとおもうんですけど、僕『CREATURES』はダメなんですよ。

うめもと ああ……。僕。ちなみに『CREATURES』でストレイテナー好きになりました(笑)

かんぞう 彼女が聞いてたからですね。ハイハイ了解っと……。

うめもと 違うから!(笑)でもダメな理由もすごくわかります。おかしいもん。始めて知ったのは多分『TITLE』なんですよね。でも全然好きじゃ無かったんです当時。それがCREATURES聴いて、なんじゃこりゃ!!ってなって好きになったと。そして後追いで聴いて全部好きになったと……(笑)

かんぞう ちなみに僕のフェイバリットは4人のサウンドで脳内変換された『TITLE』です。

うめもと それ裏技過ぎるし!(笑)じゃあその次を教えて下さい。

かんぞう 多分ね、新しい一枚作るよりこのアルバムを今リメイクした方が売れると思う。

うめもと やめなさいって(笑)欲しいけどね。

かんぞう まぁ冗談として。3人時代と4人時代は同じ線上で語っちゃいけないと思っているので、3人時代なら『TITLE』、4人時代なら『Nexus』です。 

TITLE

TITLE

 
Nexus

Nexus

 

うめもと ふむふむ。なるほど。かんぞうさんらしいっす。『Nexus』から『CREATURES』に行き着いたのが本当におかしいですよね。

かんぞう 頭ぶっ壊れちゃってるよね。

 

エピローグ

かんぞう もうちょっと語りたいところですけど時間も時間ですしそろそろお開きにしましょうか。

うめもと そうですね。最後頭ぶっ壊れてるで締めちゃうとマズいんで、取り敢えず次のアルバムはかなり期待ということで良いですかね!

かんぞう OKです、とりあえず最高なアルバムができることは間違いないでしょう。

うめもと はい。ということで次は新アルバムの感想も言い合えるといいですね。その時はまた。

かんぞう ニューアルバムを聴いた後に、そういや「あの時こう言ってたな……」ってまたあーだこーだ言い合う会しましょう。次は参加者増えるかな?

うめもと 誘いましょう!いやぁーお疲れ様でした。超楽しかったです!

かんぞう これ、思ったのが、まぁ文字だから仕方ないのですが、ビールがあったら白熱したなぁとか、面と向かってだったらこの5倍ぐらい話してんだろうなぁとは思います(笑)

うめもと 正直、かんぞうさんとだからこんだけ語れたってのはあると思います。あと面と向かってだったは朝まで話してるね(笑)お互い大好きなバンドの時はこの企画やれるといいですね。その時はまたよろしくお願いします!

 

 

かんぞう(@canzou)×うめもと(@takkaaaan