ああ、すごくいい。すごくいい!先行公開された「起点」もそうだけど、2013年の蓮沼執太フィルよりもずっと肉体的。当たり前か。名義違うし。でもなんだろ、以前とは目的としているところが違うような。もし仮に『時が奏でる』が頭とか理屈とか論理で作ったものだとしたら、「起点」やこの「Raw Town」は違う目的で作られたものだ。
クラシックとは違うけど、クラシックのように管楽器が鳴らされて、でもその下にはバンドサウンドがある。古くはビートルズ、最近だと2007年にくるりがロックとクラシックを掛けあわせた作品を作りだした。でも蓮沼執太のアプローチはまた違う方向のようにも思える。
起点 with イルリメ+大原大次郎(TypogRAPy)(Apple Music)
蓮沼執太『メロディーズ』は2月3日にリリースされる。1月15日に「TIME with YIRAN」も先行公開されるとのこと。
ぴっち(@pitti2210)