ポップミュージックの魔法
当たり前の話だと思うけど30代になって少しずつ10代20代のことがわからなくなるというか、厳密に言うと下の世代のポップミュージックがわからなくなってきた。まあ世代もそうだけど考え方や趣味の違いもあるので結局は自分に合う音楽を聴くしか無いのだが、とは言えできる限り理解したいとは思っている。でも逆に「理解したいと思っている」こと自体すでにオッサン化した考え方と言える気もする。例えるならキャバクラでモテるためにNANAを読むオッサンみたいな。いやその例えすら10年古いな……。
ただ適当なことを言うと、そんな断絶を繋ぐものこそポップミュージックの魔法とも言えるのではないか?
というわけで先日のAbemaTVの「72時間ホンネテレビ」における稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3人の「72」が僕の中で響きまくっている。
最近は何をしてるのかさっぱりわからない小西康陽が手がけた
ずっとずっとこんなふうに遊び続けよう
きみが喜んでくれるのが
いちばん嬉しいから
の部分はまさに僕のような30代も、この曲を歌う40代の彼らと、曲を手掛けた小西康陽58歳を見事に繋いでいると言えなくはないだろうか?(とまあここまで書いて10代20代は楽しめたのかな?と思ったのだが、僕のTLの20代は楽しんでいたので多分大丈夫だと思う)。
ということを、なぜ今ごろ書いてるのかというと、今日は紅白歌合戦とFNS歌謡祭の出演者が発表されていたから。まあ毎年文句を言いつつ観てるけど、今年はあまりにテンションが上がらなくて困ってる。みんな観るのかな?
ぴっち(@pitti2210)
mei eharaの『Sway』を聴いてる
あまりに更新が滞っていてごめんなさい。特に理由はないです。成り行きに任せたらこうなっただけの話です。
その間も音楽は聴いていたし、ライブや夏フェスにも行ってました。でも別に無理して行かなくてもいいかなとも今は思っています。たくさんライブに通うことが偉いとは思っていないし、かと言ってたくさんのライブに行っている人を非難するつもりもないです。同様にたくさんの音楽を聴いている人が偉いとは思ってないし、かといって数を聴いている人を非難するつもりもないです。
僕はApple Musicでいろんなアーティストの新譜をちょいちょい聴き、夏フェスに行き、ライブに3本くらい参加し、数枚CDを買って過ごしていました。そんな感じです。
今はmei eharaの『Sway』を聴いてる。may.e名義の時から大好きで聴いていた流れでポチったんだけど、家に届く前からiTunes Storeで視聴して良すぎて興奮してたのね。レビューも書きたいけど書けるかな?書けたら書きます。またのんびりやりますのでよろしくお願いします。
ぴっち(@pitti2210)
欅坂46論 最終章 欅坂46と東京オリンピック
これまでの欅坂46論では、第1章で"再開発"を歌っていることに着目し、それは同時に"世代交代"についても歌われているのではないかと指摘した。また第2章ではこの"世代交代"を"今までのアイドルとそれを乗り越えようとする欅坂46"と見立て、その中でアイドルでありながら今やアーティストとも呼ばれるようになったPerfumeが欅坂46のロールモデルなのでは?と考察した。そして第3章ではさらにもう一つのロールモデルとして石ノ森章太郎のマンガ作品である「サイボーグ009」との類似性を指摘した。
そして最終章となる今回は"再開発"、"Perfumeに見られるアイドルのアーティスト化"、"サイボーグ009"、この3つのキーワードに一つの軸を通したい。その軸とは"東京オリンピック"だ。
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